保有銘柄の整理として、楽天証券で保有しているLyxor ETF MSCI Indiaを全て売ってみました。(300株)
このLyxor ETF MSCI Indiaは以前は香港で買っていましたが、上場廃止に伴いシンガポールへと移ったものです。

Lyxor ETF MSCI Indiaの価格なんて知っている人はほとんどいないと思いますが、USDで14ドル強です。これを300株ですから36万円ほどの注文です。(300株×14ドル×87円-手数料)

しかし、この売却が容易ではありませんでした。
Ask-Bidが14.29-14.15のようにスプレッドが激しくなっています。成行注文はできず指値しか指定できないので指値注文をしましたが指値が難しい。


【1月8日】
注文時点の価格よりほんの少しだけ上の数字で指値をしたのですが、約定せずに終わりました。

【1月9日】
前日と同じようにほぼ現在と同じ値段で注文を出しました。すると無事に300株全部約定しました。


しかし、あとでチャートを見てみると愕然。
Lyxor MSCI India


1月9日の売買株数は300株でした。この日に売った人は私だけだったようです。

前日を見ても400株…なんたる流動性の低さでしょう。


市場で取引されることはETFのメリットとして挙げられることが多いですが、こういう状況に遭遇すると市場で売らないといけないデメリットも感じてしまいます。
成行注文が正当な価格ですぐに約定するような流動性が高い銘柄ならこのようなデメリットは感じづらいのでしょうが、流動性が低い銘柄の場合は要注意です。海外ETFで国内銘柄と違って指値注文しかできないような場合には特にです。

チャートのVolumnカラムに自分の売買のみが出てくるというのは面白い経験でした。