吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



DC

2017年の拡大に向けて盛り上がってきた個人型確定拠出年金 iDeCo

bridge

「NISAが来るぞ」と盛り上がっていた2013年にNISA(日本版ISA)もいいけど確定拠出年金も宜しくと書きました。確定拠出年金があまりにも知られずに活用されていなくて書いた内容です。

しかし,今年になって国民年金3号被保険者(専業主婦/主夫)も確定拠出年金加入可能へ 〜 確定拠出年金法等の一部を改正する法律案 成立という転機が訪れました。2017年から国民年金3号被保険者や公務員等へも拡大されることになりました。これを受けて確定拠出年金周りが騒がしくなっています。

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愛称募集中の個人型確定拠出年金に弟が興味を持ちだした

cherry

現在、 確定拠出年金普及・推進協議会が個人型確定拠出年金の愛称を募集しています(8/1〜8/21)。
個人型確定拠出年金愛称募集キャンペーン

そんな個人型確定拠出年金に、私の弟が興味を持ったようです。

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国民年金3号被保険者(専業主婦/主夫)も確定拠出年金加入可能へ 〜 確定拠出年金法等の一部を改正する法律案 成立

国会議事堂
国会議事堂 / ladyous

確定拠出年金、主婦・公務員も対象 改正法が成立 (日本経済新聞)
 運用成績によって受取額が変わる年金の加入対象を広げる改正確定拠出年金法が24日の衆院本会議で可決、成立した。これまでは自営業者や一部の会社員に限っていたが、主婦や公務員が対象に加わり、実質的に全ての現役世代が確定拠出年金を使えるようになる。中小企業向けに設立手続きをやさしくした簡易型の制度も新設する。
「確定拠出年金法等の一部を改正する法律案」が衆議院で可決され、成立しました。

目玉は国民年金3号被保険者(専業主婦/主夫)が確定拠出年金加入可能へ

日経新聞の記事でも真っ先に報じられているように、今回の改正の目玉は何と言ってもここです。従来の制度では対象になっていなかった国民年金3号被保険者(サラリーマンの妻等)が対象になりました。これで一気に(個人型)確定拠出年金の潜在的な対象者が増えました。

他にも公務員や企業年金のあるサラリーマンも参加できるなど、加入可能者が増えています。

確定拠出年金
公務員/専業主婦への拡大等、新しい確定拠出年金制度の仕組み 〜 平成27年度税制改正大綱からで掲示した図の再掲
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企業型確定拠出年金の掛け金上限年収比例案に寄せて - 企業型確定拠出年金の実態

DC


日経新聞にて確定拠出年金、年収比例に 掛け金上限10〜20%(日経新聞) と報じられました。
厚生労働省は運用成績によって将来もらう年金額が変わる確定拠出年金で、掛け金(保険料)の上限額を見直す。年収の10〜20%を上限額とする方向で検討する。

これに対する反応もいくつかネット上で見ました。もちろん賛否両論なのですが、まずは企業型確定拠出年金の運用実態を見てみたい。

これを見るのに一番いい資料は企業年金連合会の確定拠出年金に関する実態調査でしょう。

この調査は2006年から行われており、最新版は2013年の第4回の資料です。この資料をベースに「掛け金の限度額が年収比例」に関係ありそうな項目を見てみます。(※第4回の資料はサイトから直接ダウンロードできませんが、簡単な申請フォームを記入するだけでメールで入手できます)
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ニッセイ日経225インデックスファンドの次が登場しない低コストDC専用ファンドの公募投信化

ニッセイ日経225インデックスファンド

同じ日経225に連動する公募投信の中で0.25%と圧倒的に信託報酬が安いインデックスファンドです。

2009年6月12日に公募投信としてSBI証券で購入できるようになりました。
このニッセイ日経225インデックスファンド、元々は確定拠出年金(DC)専用ファンドでした。

確定拠出年金のメリットには低コストな運用商品ということを書きましたが、ニッセイ日経225インデックスファンドもまさにその通りの商品です。その低コストな確定拠出年金(DC)専用ファンドが一般化されたのですから、他の公募投信をぶっちぎった低信託報酬ファンドとなりましたし、依然としてその地位を守っています。


インデックス運用をする身としては低コストな投資信託の登場を心待ちにしており、以下のような2つのパターンで信託報酬が下がっていくことを期待していました。

●新設の低コストファンド登場
  ⇒新しい低コストインデックスファンドシリーズの登場
●既存ファンドの信託報酬引き下げ
  ⇒年金積立シリーズ等の信託報酬引き下げ

そこに「確定拠出年金(DC)専用ファンドの公募投信化」という第三の道を見せてくれたのが、ニッセイ日経225インデックスファンドの登場パターンでした。

日経225のみならず、他の指数に連動する低コストな確定拠出年金(DC)専用ファンドも公募投信化してくれないかと期待していました…
しかし、ニッセイ日経225インデックスファンドに続くファンドが出てきていません。

何故なのか。

採算が取れないと思っているのでしょうか。


最後の方が直近の日本株の急上昇の影響を受けた上昇があるので割引が必要ですが、ニッセイ日経225インデックスファンドに限って言えば、以下のグラフを見てもわかるようにそれまでの低迷期でも順調に純資産総額は積み上がっています。
nissei225_junshisan

公募投信化すぐに稼ぐのは難しいのかもしれませんが、ある程度の期間を取れば見込みは十分にあると思います。(当然に他社も追従してきて過当競争の可能性もあります)


皆が真似する必要はありませんが、ニッセイ日経225インデックスファンドに続くファンドが出てきていないことが解せません。



私の著書 - ズボラ投資
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