吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



長期分散投資

金融庁主催のオンラインシンポジウム「金融経済教育と資産形成の未来」に登壇してきた 〜明日から本気出す

kinyucho_online


6月20日に金融庁主催のオンラインシンポジウム「金融経済教育と資本形成の未来 〜新型コロナウイルスの影響を踏まえて〜」がZOOMを使ったオンライン形式で開催されました。

第一部は安田洋祐大阪大学准教授が仕切る中で,遠藤俊英金融庁長官若田部昌澄日本銀行副総裁の対談という超豪華対談です。

そんな超豪華対談が行われた直後の第二部に「長期・積立・分散投資は今後も有効か?」というテーマで,岸田彩加アナウンサー司会の下で,オフィス・リベルタスの大江英樹氏虫取り小僧氏と一緒に登壇してきました。

例年「つみフェス」が開催されている,ゆうに300人が入る赤坂インターシティAIRの大ホールのステージに,金融庁長官&日銀副総裁が登壇した後,何をしろというのか……
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登壇(?)したZoomを使った金融庁の「つみップオンライン」の要旨が公開されました

つみップオンライン


コロナ禍でFace to Faceのセミナーなどができない中,5月14日に「つみップオンライン」が開催され,山崎元氏虫取り小僧氏と共に登壇者側で参加してきました。(私は自宅から参加ということで自宅の壁や天井を背景に参加)

その要旨が金融庁のサイトにて公開されました。


●つみっぷオンラインのページ要旨1要旨2要旨3


詳しくは上記の要旨を読んでいただきたいのですが,基本的には従来と同じような長期分散低コスト投資の話をしてきましたが,今回は時期という事もありコロナショックをスパイスに加えて話をしました。
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【「コツコツ投資が報われる」って誰が言った】って……

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興味深い記事が日経ビジネスにありました。

「コツコツ投資が報われる」って誰が言った (日経ビジネス)

日経ビジネス記者の武田健太郎氏の記事で「いま、年金積み立て開始は得策か」というサブタイトルもついています。

文章中では以下のように4つの中見出しをつけて,(今からの)コツコツ投資に対して否定的な論調です。しかし,この中身こそ非常に疑問が多い,簡単に言えば問題が多い内容になっています。
疑問1 今の株価は買いか?
疑問2 コツコツ投資は現実的か?
疑問3 税制優遇は魅力的か?
アメリカを参考にされても……

上記4項目へ私のコメントを入れてみます。続きを読む



「本気の失敗には価値がある」「失敗を知って乗り越えたモノならそれはいいモノだ」

「本気の失敗には価値がある」
「失敗を知って乗り越えたモノならそれはいいモノだ」

失敗することは決して良いことではありません。最初から成功するに越したことはない。しかし、現実は失敗せずに成功できるような道が簡単に見つかるようにはできていません。

資産運用について、私が古典3部作としている下記3冊のように低コスト長期分散投資の指南本も数多く出ています。
ウォール街のランダム・ウォーカー
敗者のゲーム
インデックス・ファンドの時代

しかし、本を読んで低コスト長期分散投資を始めても皆が続けられるわけではありません。
2007年→2009年の下落相場では多くの人が消えていきました。本の教えの通りであれば、そのような相場の中でも投資を止めないことが重要なのですが、それを続けられなかった。(相場は回復した)
一方、同じような状況でも投資を続けられた人もいます。

この違いはどこから来るのか?
全員に当てはまる話ではありませんが、生き残った人の多くに過去に株式投資等で失敗してきた(上手くいかなかった)人たちがいます。資産を増やそうと頑張って数々の失敗等を通って低コスト長期分散投資にたどり着いたというパターンです。
本気でやって失敗し、それを知って乗り越えた末にたどり着いた低コスト長期分散投資は、1,2冊の本を読んで分かったつもりになってやる低コスト長期分散投資とはワケが違います。見た目は同じでも中身の強度は違います。

「本気の失敗には価値がある」 (by 南波六太)
「失敗を知って乗り越えたモノならそれはいいモノだ」 (by 南波六太)


   



投資はつまらない方が良い! とも言える

主にインデックスファンドを利用した長期分散投資はつまらないという評価もあります。

自分で企業分析したり、タイミングを見計らって売買するような楽しみはありません。優待を待ち望むこともありません。自分が信じたファンドマネージャの判断やコメントに一喜一憂することもありません。

うん、つまらない。


しかし、つまらないことは資産形成の手段として投資を考えた時にはメリットでもあります。

投資を趣味にする人は別ですが、そうではないその他大勢の人にとって投資はあくまで資産形成のためにやることにすぎません。貯蓄として銀行にお金を預けておくのと同じことです。
投資なんぞに貴重な自分の時間や労力を使っている場合ではありません。

だから投資はつまらなくていいのです。
資産形成のために人生の貴重な時間を取られるのは無駄です。必要最低限の時間を割くのは仕方ありませんが、それ以上の時間を使うのはもったいない。
投資に労力を割かない分、仕事に精を出してもいい。家族との時間を大切にするのがいい。勉強に励んでもよい。趣味に時間を使ってもいい。友人と遊ぶことや旅行に時間を使ってもいい。

なまじ、投資が面白いと困ったことになりかねません。
投資にはまって仕事が疎かになる、投資にはまって家族との時間を持たなくなる…これでは本末転倒です。
「資産形成として」の投資はつまらなくてもよいのです。


※ギャンブルとしての投資の楽しさは肯定します。それを趣味にできる人はそれで楽しめば良し!!



私の著書 - ズボラ投資
「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」
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