吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



野村

ビットコインなど仮想通貨だけじゃない,ETF/ETNだって1日で全資産が吹っ飛びます

nextnote

仮想通貨はその値動きの激しさから「大儲けした」という話もあれば,「あっという間に全財産を失った」という話もあります。

しかし,あっという間に資産が無くなるのは仮想通貨だけではありません。東証に上場されている銘柄でもあっという間に資産が無くなりえます。それも個別の会社でいきなり倒産というのではなくETNでの話です。

NEXT NOTES S&P500 VIX インバースETF (2049) が2月5日に前日比-96.11%という大暴落しました。
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野村のネクストコアは5年間の利益をプラスにできるのか?

日経新聞が日本版ISAに合わせて特集シリーズを組むようです。その第一弾が野村アセットでした。

野村アセット、リスクコントロール型を軸に展開
「日本版ISA」商品戦略点検(1)
(日経新聞)

 野村アセットマネジメントは日本版ISA向けに専用商品を決めるのではなく、個人投資家の経験や取れるリスクの大きさなどを考慮して「全方位」で商品提案する考えだ。一方で、運用会社の裁量でポートフォリオを動かす商品が多くの顧客に受け入れられると考えている。
変更のニーズに対応できる商品の1つとして、野村アセットが期待しているのが「ネクストコア」だ。同投信は「リスクコントロール型」と呼ばれるもので、ポートフォリオが抱えるリスクを常に一定水準に維持するように、組み入れ資産の配分や為替ポジションを機動的に変更する。目標とするリスクは5%で、年率5%程度のリターンを目指す。


野村のネクストコアについては3月27日の「「脱・預貯金」で資産守る お任せ型投信も選択肢」でも以下のような流れで取り上げられており、どうやら日経の"お気に入り"ファンドのようです。
 ・インフレが来ると預金が負ける
 →購買力守るには投資でしなきゃ
 →値下がりリスクが少なく安定的リターンが期待できる商品がいい
 →そこで野村の「ネクストコア」


本題に戻ります。
日経の記事によるとネクストコア年間リスク5%で年率5%のリターンを狙うとのことです。これって凄くないですか?

先日の記事でも紹介しましたがGPIFでは国内債券のリスクを5%強と想定しています。保守的かもしれませんが、このような見方もあるわけです。
そんな中、5%のリスクで5%のリターンを狙うというのは非常に野心的です。いったいどうやってリスクを5%に抑えつつ5%のリターンを狙うのか。

なお、付け加えるべき重要な点として、ネクストコアのコストは以下のようになっています。
 ・買付手数料:2.1% (1000万円以上だと割引とかもありますが…)
 ・信託報酬:年1.4175%

先ほどは5%のリスクで5%のリターンを狙うと書きましたが、実際には信託報酬1.4175%がパフォーマンスを押し下げます。(その他の信託報酬外のコストもかかります)

余計なお世話と言えばそうなのかもしれませんが、リスクを5%に抑え込んで保有期間にかかるコスト(信託報酬1.4175%+その他コスト)+買付手数料を取って、それなりのプラスのパフォーマンス出るんしょうか。

非常に気になる投資信託です。


※なお、目論見書を見ましたが「リスク水準を一定範囲内程度に抑えつつ効率的に収益を獲得する」としか書いておらず、リスク5%との記述はありませんでした。一定範囲なら20%でも50%でもいいわけで、これは不親切ではないかというのが私の感想です。



新型ファンドの登場!! 【債券 X 金】

野村エマージング債券投信(通貨・代替通貨選択型)

何度か取り上げていますが、「さすが野村」です。
そろそろ限界が見えつつあると言われていた投資信託でしたが、この手がありました。エマージング国債にゴールドでヘッジとは革新的な投資信託です。

これは凄い。代替通貨(オルタナティブ)というくくりでは、原油、穀物などもあり得ます。オルタナティブ以外にも夢が広がります。ゴールドでヘッジできるなら、ボベスパ(ブラジル株式のインデックスの1つ)でヘッジすることも可能では?
米国REITをボベスパでヘッジなんて凄いファンドです。

個別株でのヘッジも可能でしょうか?
新興国国債をアップル株でヘッジなんてどうでしょう。

この野村エマージング債券投信(通貨・代替通貨選択型)は、限界が見えつつあると言われた投資信託で新たな世界の可能性を見せてくれました。

資産倍増プロジェクトも対面型証券から顧客を奪うというならば、これを見ましょう。これを敵に回してどうやって顧客を奪うのか。
同じ土俵に上がるならどうやって勝つか、それとも別のやり方を目指すのか。
中途半端な立ち位置では、流行りを革新的なファンドにして次々に投入する野村のような相手には勝てません。



生ける伝説 野村「日本株戦略ファンド」1000億円割れ

ブルームバーグの記事です。

野村の「日本株戦略ファンド」1000億円割れ、巨大投信失われた10年 (ブルームバーグ)
 7月23日(ブルームバーグ):10年前に1兆円ファンドと呼ばれ、日本を代表する投資信託だった野村アセットマネジメントの追加型株式投信「ノムラ日本株戦略ファンド」が22日、純資産総額1000億円の大台を初めて下回った。
 22日のファンドの純資産総額は前日比8億円減の997億円。2000年5月に付けた過去最高額1兆1670億円の10分の1以下になった。基準価額は 4398円で、2000年2月からの設定来騰落率はマイナス56%。TOPIXは2000年の高値から22日に付けた10年安値まで53%下げており、ファンドの基準価格下落は日本株相場の低迷の歴史でもある。
総資産が1/10以下ですか。56%のマイナスがあってもそれだけではここまでは減りませんね。資金も逃げています。

それにしてもパフォーマンスも残念な結果です。TOPIXが-53%の中でファンドの成績が-56%というのは辛いですね。
この伝説のファンドがどうなっていくのか、こっそり注目しています。



「野村日本株投信 (豪ドル投資型) 1007」が138億円でスタート

野村日本株投信 (豪ドル投資型) 1007
こんなファンドがあったんですね。
野村アセットマネジメントのファンドで、2010年7月7日設定で138億5163万円を集めてスタートだそうです。

【設定額速報】野村AM 「野村日本株投信 (豪ドル投資型) 1007」が7/7スタート(投信まとなび)


日経平均先物で日経平均連動を目指しつつ豪ドルに為替ヘッジをかけるという"素晴らしい"ファンドです。
通貨選択型ファンドが出た時にはこういうファンドもありだろうとは思ってした。しかし、それを実際に設定して138億円も集めるとは野村パワーのなせる業でしょう!!


このファンドの購入手数料は3.15%で信託報酬は1.1025%。日経平均連動のインデックスを豪ドルにするとこの手数料のようです、野村だと。


基準価額が12000円に達すると、短期有価証券や短期金融商品等の運用資産で安定運用に切り替えるとのことですが、信託報酬が1.1025%だったら・・・いけるのか!?



私の著書 - ズボラ投資
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