投資において「どうやったら儲かるか」を考える時、過去の実績を過大評価してはいけません。
少し投資から離れます。
サッカーのようにプロスポーツの世界では、前年に活躍すると翌年の契約では給与が上がったり、ビッグクラブからオファーが来ることが一般的です。
香川真司はドルトムントでの活躍が認められてマンチェスター・ユナイテッドからオファーが来ました。ハメス・ロドリゲスはワールドカップでの活躍が認められてレアル・マドリードが高額の移籍金で獲得しました。
これは「過去の実績が、ある程度将来の結果を保証する」という前提に立っている判断です。この傾向は正しく、一軍で活躍した選手はリザーブチームでくすぶっている選手よりも来年も活躍する可能性は高いのがプロスポーツの世界です。
これはプロスポーツに限りません。素晴らしい演奏をした演奏家は次のコンサートでも素晴らしい演奏をする可能性は高く、うちの娘にコンサートで演奏をさせて素晴らしい演奏をする可能性は0です。
仕事においても前回素晴らしい翻訳をした人は次回も素晴らしい翻訳をする可能性大ですし、美味しいと評判のレストランの料理は明日も美味しいでしょう。
しかし、投資の世界にこれを持ち込むと話は違ってきます。
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