吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



資産流出

2011年8月の資金流出入ランキング -グロソブ驀進継続中

遅くなりましたが、2011年8月の資金流出入ランキングです。
いつも通り、ソースはQUICK MoneyLife。
・2011年8月・投資信託(ファンド) 月間資金流入額

資金流入部門では純資産総額が1兆円を超えた短期豪ドル債オープンが574億円を集め1位でした。順調ですね。
アセットで目立つのは海外REITです。1位こそ短期豪ドル債オープンに譲りましたが、2-5位は海外REITに投資する投資信託となっており、絶好調です。


さて、私が注目しているの資金流出ランキングに移ります。

グロソブ(毎月決算)は、7月も500億円以上で流出ランキング1位でしたが、8月は622億円と流出額をさらに増やしています。
純資産総額2兆円のうちの600億円となると流出額は純資産総額の3%です。1か月で3%の数字が流出してしまうとはグロソブはかなりのピンチです。
かつては5兆円越えを果たしていたファンドですが、いまや今月の資産流入額トップだった短期豪ドル債オープンとの差が2倍を切っています。

しかも、純資産総額が小さくなっても資金流出額が減っていないことが気がかりです。資産流出が止まる兆しが見えません。
銀行などがグロソブ保有者を狙い撃ちして、最近の流行りの投資信託を売っているのでしょうか。







(がんばれグロソブ) 2011年7月の流出額

定期的なシリーズにする気が全くないのですが、半定期エントリーになっている投資信託の月間資金流出入ランキング(グロソブチェック)です。

2011年7月・投資信託(ファンド) 月間資金流入額――トップは「新光US-REIT」の880億円 (QUICK MoneyLife)

今月のグロソブの資金流出額は531億円でした。
先月の629億円から比較すると100億円近く流出額は小さくなっています。しかし、依然として資金流出は大きな金額で続いています。セゾン投信のファンド全部を軽く飲み込む額が1か月の資金流出額です。なかなか資産流出のペースが弱まりそうにありません。
運用成績を見ても、円高ドル安、ユーロも軟調という影響もあって月間騰落率も-3.1%となっています。

基準価額5100円強で毎月の分配金は35円出していますから、基準価額の下落速度はかなり早いはずです。運用成績が改善しないと、多くの資金が分配金と解約で逃げ出していくだけになりそうですが、国際投信はグロソブに関しては打つ手なしでしょうか。



(恒例の?)ファンドの月間資産流出ランキング

何やら恒例になりつつある月間資産流出ランキングです。

ソースはいつもどおり、QUICK MoneyLifeです。
・2011年5月・投資信託(ファンド) 月間資金流入額ランキング――追加型株式投信(ETFを除く)

さて、このランキングで注目しているのは、日本最大の投資信託であるグローバル・ソブリン・オープン(通称グロソブ)です。そのグロソブは、定位置である資産流出1位に返り咲きましたが、その流出額が注目すべき数字です。
2011年5月の資産流出額は439億円となり、前月とほぼ同じ水準です。2011年3月までは600億円を超える流出額もザラだったのですが、2011年4月から2ヶ月続けて400億円台前半まで流出額が減っています。

グロソブの資産流出は下げ止まりでしょうか?
(月に400億円以上も資金が流出しているのに下げ止まりもありませんが、あえてそういう表現をさせてもらいます)


なお、グロソブの資金流出がネックの国際投信ですが、ワールド・リート・オープン(毎月決算型)(412億円)、米国ハイ・イールド債オープン(通貨選択型)/レアル(270億円)の頑張りによって、運用会社としては資金流入超過となっています。



2011年4月の資金流出トップのファンドは?

このブログでたびたび取り上げている、投資信託の資金流出入ランキング。
その2011年4月の数字がありました。いつも通りグロソブがどうなっているのかをチェックです。

・投資信託(ファンド) 月間資金流入額ランキング (QUICK MoneyLife)

何とグロソブの定位置だった資金流出額1位に違うファンドの名前がありました。
 1 グローバル・ハイ・イールド債券 資源国通貨(毎月分配型)
 2 グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)

2010年に莫大な資金を集め1兆円超ファンドになった野村のグローバル・ハイ・イールド債券 資源国通貨(毎月分配型)が資金流出トップの座を奪いました。新規申込の停止の影響があるので資金流入に偏るのは分かりますが、175億円(前月)→494億円の流出となり見事にトップです。

4月にはノムラ・グローバルトレンド(バスケット通貨選択型)資源国通貨コースが設定され、373億円を集めていますが、グローバル・ハイ・イールド債券 資源国通貨(毎月分配型)で流出が増えた分はこちらに流れたという推測は穿った見方でしょうか?

資金流出ファンドトップの交代は、上のようにグローバル・ハイ・イールド債券 資源国通貨(毎月分配型)の資金流出額が急増したこともありますが、同時にグロソブの資金流出額が減ったこともその要因です。前月は683億円の流出でしたが、4月は436億円の流出と、約250億円も流出額が減っています。
まだ低コストインデックスファンドがシリーズごと吹き飛ぶくらいの金額が流出していますが、資金流出のピークは過ぎたということでしょうか?



渡る世間は毎月(多)分配ばかり

プロゴルファーの石川遼が髪型がアレッシャンドレ・パト(AC Milan所属のブラジル人FW)を真似たものということで、彼への好感度アップの吊られた男です。


資金流出入額ランキング――7月の追加型株式投信(ETFを除く)
上記リンク先のQUICK MoneyLifeの記事を見て感じたことが、本エントリーのタイトル。

資金流入額TOP30のうち27ファンドが毎月分配型です。9割が毎月分配型で占められています。しかも毎月分配以外の3つは新規募集ファンドですので、運用が続いている毎月分配以外のファンドは全てランキング外です。
如何に毎月分配型に資金が流れているかがよく分かります。

『投信販売好調続く、7月の資金流入額は約5710億円の高水準』を見ても、
ETFを除く追加型株式ファンド(投資信託)への7月の資金流入額は約5710億円となり高水準を持続、投信販売の好調さが途切れていない。牽引役の毎月分配型ファンドへの資金流入額は6000億円超だった。
とあるように、毎月分配型が資金を集めていることが鮮明になっています。


しかし、これだけでは【渡る世間は毎月(多)分配ばかり】とはなりません。
資金流出額TOP30のランクを見たからこそです。

資金流入額TOP30のうち22ファンドが毎月分配型ファンドです。年6回分配が1ファンド、年4回分配が2ファンドです。決算回数が年2回以下なのは5ファンドです。資金流入だけでなく、資金流出ランクを見ても毎月分配型の天下です。


毎月分配型から資金が出て、毎月分配型に資金が入って、毎月分配型が投信全体の資金流入を牽引している。全ては毎月分配型あってこその投信界?
インデックスファンド愛好家の中では有名なSTAM、eMAXIS、CMAMって何?という世界です。



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