吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



生活防衛資金

参考にする前に,投資ブロガーの資産公開範囲を気にしよう

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先日インデックス投資女子 Around40 Happy Lifeにてリスク資産と無リスク資産と生活防衛資金、ブロガーの記事を参考にするときに気を付けること。という内容が書かれました。
というわけで、投資の基本を抑えた大抵のインデックス投資ブロガーさんは、リスク資産と無リスク資産を持っています。資産100%がリスク資産という方はそうそういないです。ただし、ブログで無リスク資産部分も公開しているとは限りません。


そこからリンクされていますが,以前に私は安心してください、無リスク資産持ってますよ 〜 インデックス投資ブロガーを参考にする際の注意 / 当ブログの資産公開範囲と言った内容を書きました。

ブログだと古い記事は流れていってしまい読まれないこともあるので,再度同じようなことを書いてみます。

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安心してください、無リスク資産持ってますよ 〜 インデックス投資ブロガーを参考にする際の注意 / 当ブログの資産公開範囲

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インデックス投資も少しずつですが広まってきている気がしています。
その中でインデックス投資ブロガーのブログを見ている人もいるでしょう。

その際の注意点です。

多くのインデックス投資ブロガーはフルインベストメントではありません

「インデックス投資ブロガーは全部リスク資産に投資している」かのような勘違いされている方を時々見かけます。しかし、多くのインデックス投資ブロガーはフルインベストメントではありません。

    • 生活費●ヶ月(年分)を預貯金で確保している
    • アセットアロケーションの中に個人向け国債など無リスク資産も組み入れている
    • 妻の資産はブログに書いているインデックス投資とは別
    • 単に無リスク資産はブログに書いていない
これらのようなパターンに当てはまるインデックス投資ブロガーが多くいます。

私の場合も同様です。
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生活防衛資金の位置づけや取り扱いは、意外と難しいぞ

生活防衛資金 Money

生活防衛資金という考え方があります。
投資戦略の発想法で木村剛氏が提唱した概念であり、投資をする際には生活防衛資金を確保しておきましょうという話です。

生活防衛資金を確保しておくという考え方に賛成という人の中でも細かい話になると考え方が分かれもします。その最たる点は確保しておくべき金額であり、「金額は生活費3か月分でいい」という人や「いやいや2年分の生活費は確保しておくべし」という人もいます。

しかし、今回はその確保しておくべき金額の話はしません。


いざという時には、どういう優先順位で取り崩すのか

今回取り上げたいのは、何らかの事情で「いざお金が必要となった時にどういう順番でお金を取り崩すのか」です。
順に説明していきます。
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満期の短い定期預金は魅力的な金融商品

piggy_bank

1つ前に住信SBIネット銀行の3カ月定期預金が0.40%!と書きました。
ここでは住信SBIネット銀行の3か月満期の定期預金を良い商品として紹介しました。

この商品に限らず、一般的に満期の短い(1年以下)の定期預金は非常に狙い目の良い金融商品です。(※ただしメガバンクなどではなくネットバンクなど比較的金利の高いところ)

長期分散投資をしている人も生活防衛資金などとして蓄えている資金のいくらかをこの満期の短い(1年以下)の定期預金に回してよいでしょう。


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パッシブ投資(インデックス投資)のポートフォリオを決めるより先に金融資産全体のアセットアロケーション

パッシブ投資(インデックス投資)をしているとアセットアロケーションコストを非常に重視している人が多いでしょう。「アセットアロケーションで投資成果のほとんどが決まる」という考えに拠っている人も多いはずです。

アセットアロケーションは重要ですが、パッシブ投資(インデックス投資)を始よると楽しくなってしまうのはポートフォリオ構築。
「日本の株式を○%、海外の株式を△%にして、株式と債券の比率は…」のように考えるのは楽しい。「このポートフォリオに資金を投じていけば、リタイアする30年後には○万円に…」のようにパッシブ投資(インデックス投資)で資金を増やすことに目が行ってしまいます。
そして、投資開始時は頑張って多くの資金を投資に向けてしまう。増えればもっと増やしたくなるし、減れば安くなったから安い時に多く買いたい(ナンピン)という心理も働きます。


しかし、待って欲しい。

パッシブ投資(インデックス投資)では、パッシブ投資(インデックス投資)に投じる資金をいくらにするかを決めることが重要です。

俗にパッシブ投資(インデックス投資)をする人たちの間では、投資に回さずに何かあった時のために備えておく資金として生活防衛資金と呼ばれるお金を残しておくのが一般的です。ある程度の金額は投資に回さずに、預金やMMF/MRFなどのようにリスクが低い資産で持っておきます。
  ※生活防衛資金という用語は「投資戦略の発想法(木村剛著書)」に出てきており、木村氏は生活費の2年分を提唱しています。


パッシブ投資(インデックス投資)をやっているブロガーの多くも生活防衛資金を確保した上で投資をしており、パッシブ投資(インデックス投資)に全資産を全力投球ではありません。梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーのようにこの生活防衛資金の重要性を繰り返し説いているブログもあります。
なお、個人投資家のパッシブ投資(インデックス投資)で大御所と私が考えている2人である水瀬ケンイチさんとybさんが自身の生活防衛資金についてブログで書かれており、生活費2年分以上とされています。
 ※あくまで書かれている分についての話ですので、それ以外の部分は分かりません

●水瀬ケンイチさん (梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)
●ybさん (Passiveな投資とActiveな未来)

生活防衛資金の「2年分」という金額については議論があって3か月分でOKのような意見もありますが、いずれにしても投資資金は金融資産全体の中の一部として考え、パッシブ投資(インデックス投資)の外で資金を持っておくことがパッシブ投資(インデックス投資)の肝です。

パッシブ投資(インデックス投資)はずっとフルインベストという意見もありますが実は違います。実は常にキャッシュポジションを持ち続けることこそがパッシブ投資(インデックス投資)のポイントです。


「他人の投資外の資金に言及しておいて自分には言及しないのかよ」…という意見もあるかと思うので、自分のことも簡単に触れておくと以下のイメージです。(下のボックスの大きさと金額は関係ありません)
tsurao asset


家計金融資産の内訳をしっかりと把握していませんが、最下層のボックスではパッシブ投資部分が最大です。そして、「自分の資産から生活費3か月強&妻の資産の大部分」が無リスク/低リスク資産になっています。



私の著書 - ズボラ投資
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