吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



独立系

で、独立系投信はどうなるの?

生き残る独立系投信会社、死にゆく独立系投信会社(各社の経営状況)

このエントリーの補足/追加です。


上のエントリーでは各社の損益を見ました。

では独立系投信がどうなるか?

私の考え方は極めてシンプルで、良いファンドは生き残り、ダメなファンドは淘汰されると予想します。(答えになってない?)
良いファンドには資金も集まり、資金が集まることが見込めれば将来の黒字化が見えてくるので短期的な赤字に耐える出資も受けやすい。ダメなファンドはその逆の現象が起こります。

そういう意味では実名を出して申し訳ありませんが、クローバー・アセットマネジメントは詰めろがかかっていると言えそうです。また、ユニオン投信なども特徴を出し切れずに厳しいように見えます。

コモンズ、ひふみ、結い2101は日本株への厳選投資で注目を集めやすいですが、パフォーマンスが悪ければすぐにでも忘れ去られそうな存在であり、このグループはパフォーマンス次第でしょう。JFザ・ジャパンのように実績を積み重ねていければ資産が集まるのではないでしょうか。



ブームの時期に設立された独立系投信の整理が始まる時…そこが独立系投信が真に運用の世界の土俵に立つ第二幕の幕開けだと思っています。







独立系投信ファンドへの疑問・・・

ありがとう投信ありがとうファンド
セゾン投信セゾン資産形成の達人ファンド
かいたく投信かいたくファンド
浪花おふくろ投信浪花おふくろファンド
楽知ん投信らくちんファンド

ありがとうファンド以降、いろいろな独立系投信が確立されています。特にかいたく投信、浪花おふくろ投信、楽知ん投信などは、一般の方々が集まって立ち上げた投信会社でその努力には敬意を表したいくらいです。

しかし、そのような賞賛したい気持ちと同時に疑問に思う点もあります。

他ブログでも書かれていますが、これらのファンドはFoFの形式ですが同じような組み入れているファンドが同じような内容です。

これはどうなんでしょう?
「何故、さわかみファンド?」
「何故、ニッポンコムジェスト・エマージングマーケッツ・ファンドSA(適格機関投資家限定)?」
「何故、TMA長期投資ファンド(適格機関投資家限定)?」

特にさわかみファンドは上記5つ全てのファンドに入っていますが、どうして数あるファンドの中でさわかみファンドなのでしょう?
##TMA長期投資ファンド等は適格機関投資家限定と
##少し理由も見えるところがありますが・・・


どうも、この辺りがまずさわかみファンド有りを前提にしているように思えてしまいます。
##かいたく投信の森本氏はかいたく投信ではさわかみ
##ファンドの取捨選択で議論があったとブログで書かれ
##ていますが、それでも・・・


例えば、かいたくファンドのファンド選定基準は以下のようになっています。
1. 長期投資が基本的な運用スタンスであるため運用期間を限定していない
2. 長期にわたって純資産高が安定的に増えている
3. 納得できる企業の株式に投資している

ここで、注目は3番で納得できる企業の株式に投資しているとありますが、この辺りが疑問です。

さわかみファンドは基本的に金融やITには投資しないスタンスです。
##ITを組み入れない理由は「ITは訳が分からない、
##ゲームはなくても死にはしない」とのこと


しかし「キャピタル・インターナショナル・ファンド/グローバル・エクイティ・ファンド/クラスA(適格機関投資家限定)」など他のファンドではこのような企業へ投資しています。
特にFinanceの割合はかなり高くなっています。
現実にかいたく投信のHPでもかいたくファンドの産業別アセット・アロケーションでも情報テクノロジーは10%で第3位、金融は9%で第5位とかなり上位です。

さて、私の目でこの方針からさわかみファンドを見ると最善とは思えないのです。金融、情報テクノロジー等を除外しているということがどうしてもそぐわない。

また、澤上氏は現時点では世界中の株で一番投資する価値があるのは日本株だと主張しています。(さわかみファンドは日本株のみでなく世界株も含めたファンドだが、日本株が一番おいしいので日本株のみに投資しているという趣旨を著書の中で述べている)
つまり、澤上ファンドが投資している数百の企業の株より優れている株は日本以外の国に1つも無いという主張とも言い変えられます。
この方針自体は賛成でも反対でもないのですが、この点もかいたく投信の方針と一致しないように思えるのです。
長期投資ビジョン、純資産高等の条件は独立系ファンド方針と一致しているように思えますが、ミッションやさらに細かい投資行動レベルにおいてはかなりの乖離があるように思えてなりません。

何故、金融、情報テクノロジー等特定業種に投資しないファンドが最善なのかという説明が欲しいところです。他ファンドについても世界中に星の数程あるファンドからどうしてそのファンドを選んだのかという選択理由の説明があったりすると、それこそが「一般の生活者を対象とし」、「お客さまとともに長期投資の世界と通してさまざまなことを学ぶ」投信会社ではないかと思います。

現状、このような独立系投信会社のファンド選定基準は投資家にとってブラックボックスで「プロが厳選して集めたファンドなので、通常の投資信託よりさらに高い安定性が期待できます」「納得できる企業の株式に投資している」等の当たり障り無い言葉が示されているだけで、既存の投信会社と違いありません。


今のままでは「預かり資産高が増えれば信託報酬が下がるなら、全ファンドの資産を合併した方が、ボリュームディスカウントに近づいて投資家にメリットがあるんじゃない?」なんて意地悪なコメントに筋が通ってしまいます。
(さらにファンドが統一されて人件費も浮く)

さわかみファンドであれば、上記のような特定業種を含まない方針、コスト、純資産総額を含めて日本株に投資する無数のファンドの中で比較して最善となった根拠を示して欲しいところです。
また、アセットアロケーション等についても何らかの説明があれば・・・とは思います。

独立系を応援する気持ちはありますが、現状で冷徹に投資対象としたいかと思うとNoとなってしまいます。

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@吊られた男



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