吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



麻生氏「株をやってるというと田舎では怪しい〜」は正しい発言だと思う

麻生首相、「株屋は信用されていない」=証券業界は困惑とYahooのトピックスのトップにも時事通信のニュースが出ています。
 「やっぱり株屋は信用されていない」−。麻生太郎首相は21日、株価対策などをテーマとした有識者会合で、個人の株投資を促す必要性を訴えた松井道夫・松井証券社長の提言にこう応じた。企業経営者の経験をアピールする首相だが、株投資には冷ややかな姿勢を見せた格好。出席者からは「好ましいことではない」(安東俊夫・日本証券業協会会長)と困惑する声も出ており、不適切発言として新たな波紋を呼びそうだ。
 政府は個人マネーを株式市場に呼び込むため、「貯蓄から投資へ」とのスローガンを掲げている。この日のやりとりの中で、首相は「株をやっていると、地方だと何となく怪しい(と思われる)。私は地方出身だが間違いなくそうだ」とも発言した。



この報道おかしくないですか?


asahi.comの記事で麻生首相の発言の続きがあります。
 「金融」をテーマとしたこの回の質疑応答で、麻生首相が安東俊夫・日本証券業協会会長に「東証(東京証券取引所)の閉鎖性を(市場の)参加者はどうして言わないのか」と質問した際、「株屋」の信用に言及。首相はさらに「やっぱり株をやっているって、田舎で言ったら何となく怪しいよ。『あの人、貯金している。でも、あの人、株やってる』って言ったら、何となく眉にツバつけて見られるところがあるでしょうが。(首相が)旧経済企画庁長官のときから『貯蓄から投資』って話は10年以上前から言っているが」などと述べた


これを読むと、「貯蓄から投資と10年以上前から声をかけているが、世間(特に田舎)では株=怪しいのイメージがあるためか個人の直接投資がなかなか進まないんだろう」と株式投資が広まらない理由を麻生氏が分析しているだけに読めます。

そして、残念なことに「世間では株をやっていると怪しいと思われている」という分析は正しいと思います。


麻生を陥れたいのはわかるが。。。
印象操作が先走って報道の基本である5W1Hが明確でない。

「不適切発言として新たな波紋を呼びそうだ」????
波紋を起こす目的で書いてんだろ!
時事通信もあの単細胞田母神の文面に似た流れで報道するなー。
麻生を陥れたい、耳触りの雰囲気を持ったセンテンスを並べ、
どんどん証券業界に負のムードつくりに終始しているように見える。
もう発言トリミング記事は無視でOK。
こういった無意味な報道で印象操作に必死なのをみると、
むしろマスコミへの信頼を失墜させる原因になり、将来的には…

何万という言葉から「失言」だけピックアップして記事にすれば、立派なジャーナリズムなんですか?
今回は、どんな全体的な話の中での、発言の切り抜きなんですかねえ。。。?
株屋が信頼されていないことに関して、安東俊夫・日本証券業協会会長自身で「そういうこともある」と前置きした件を抜きに、「いち字面」だけで世論捜査できるメディアって悪質だよな。
言葉の揚げ足取りだけで飯が食えるならメディアのようにフザケタ商売って糟の仕事です。

Yahooのニュースのコメント欄でも上記のようなコメントもありますが、私もマスコミの報道の仕方に問題がある気がします。

マスコミはそんなに麻生氏を貶めたいのか、経済不安を煽りたいのか・・・







『サブプライム後の新資産運用』


■サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる
 新金融リテラシーの実践 [フォレスト出版]
 著:中原 圭介

欲しいけど、筆者に印税を落としたくない本で、購入には至っておりません。

読み物としてはおもしろい。
300ページ近くあるが簡単の表現で書かれており、分かりやすい。筆者の主張も単純明快に書いてあり「なるほどね」と思わせるところもある。

ただし、最大の欠点として、相手の否定は一生懸命だが自説の補強が弱い。そのせいで、パラパラと立ち読みしながら、突っ込んだところが十箇所以上はあった。
##それ故に筆者に印税を落としたくない・・・


例えば・・・
長期分散投資の否定において、時代は変わっているので過去データはあてにならないとの趣旨の理由を述べているが、そうであれば、今後の資産運用に直近の10年程度があてになるとも言えない。
##相手を否定しても自分が正当化されるわけではない
将来の投資において、最新100年のデータは役に立たず、最新10年は役に立つという説明がありません。

他にも「金利平価/購買力平価の否定」「外貨預金vs外貨MMF」等、いろいろ突っ込みどころがあったが・・・




そして、最大の突っ込みところは・・・
投資では景気の波を読むことが重要と説いているが、一番大事な「どうやって読むか?」が書かれていないこと。


これが無いので、どんなに力説されても以下のような議論の延長線上にしか思えません。

【議論1】
A:ルーレットで勝つコツは次に赤に入るか黒に入るかを読むことだ
B:確かに赤に入るか黒に入るか分かれば儲かります。でも、どうやってそれを知るのですか?
A:そんなのは流れを見ていれば分かる。

【議論2】
A:サッカーのPKで決めるコツはキーパーがどっちに飛ぶかを予測して、その逆にけることだ。
B:確かにその通りです。でもどうやってキーパーの飛ぶ方向を当てますか?
A:そんなのは事前のキーパーの動きなどを見ていれば分かる。


どちらの話でもAさんの第一の発言が正しいのは分かるのですが、それをどう実現するのか不明です。
##PKでキーパーの動きを読むのは、かなり難しいです
##これができるようになりたい・・・



中原氏の言われるように、景気の波にあわせてポジションを変化させて利益を狙うことを謳っているファンドなどもあります。それでも特筆すべきパフォーマンスを残していなかっりします。
つまり、それぐらい「できれば儲かる」理論ではあっても実践するのが難しいということではないでしょうか?


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@吊られた男



セリングクライマックスの予感

香港株5%下落、日経も下落、クロス円は円高。

シティの決算などだけで説明のつかない下落で、これはストップ・売らざるを得ない人を巻き込んでの下落のように思えます。まだ、メリルリンチの決算などが残っており、明日も多少下げるかもしれませんが、これがセリングクライマックスかもしれません。

投資信託については昼頃に動向を確認して、多少の買い増しを行う予定です。


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円高、(日本)株安

今年初のエントリーです。


2008年の第1週は昨年8月中旬を思い出させるような円高&日本株安で始まりました。
日本株の下げはさすがに為替などに敏感に反応しすぎで来週には戻しそうと思えるが、そうと言い切れない弱さが日本株式市場…

この円高でランド円の買い下がり注文が約定してしまいポジションがまた1万通貨増えました。2008年のFXはプラスにしたいものです。


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@吊られた男



持株会加入すべきか…

今、勤めている会社にも持株会がある。
前の会社では持株会に入っており、退職時に売却することでそれなりの利益が出ていますが、今の会社では現在未加入。

そこで、サラリーマン投資家としては持株会に入るかどうか悩んでいます。

悩む理由としては、やはり会社からの補助

多少、株価が下がっても補助分下がらなければ…

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@吊られた男



私の著書 - ズボラ投資
「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」
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