吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



株式指数

配当なし指数を連動対象としているインデックスファンドはいらない

stops

インデックスファンドは、ある指数に連動することを目的にした投資信託です。

その指数ですが、株式インデックスの場合、主に2通りの指数があります。
    • 一つは、配当なしの指数
    • もう一方は、配当込みの指数

配当なしの指数を連動対象として掲げているインデックスファンドは不誠実

株式には配当があり、各市場によって配当金がどれほど出るかは違うのですが、年率換算で株価に対して1〜3%程度は配当があります。
ファンドが株式を保有していれば配当金を受け取ります。つまり、配当があることで黙っていても配当なしの株式指数よりも良いパフォーマンスを残すことになります。

※参考:インデックスファンドの連動対象ベンチマークの「配当込み/配当除く」を1枚の表にまとめてみた (2015年12月版)

続きを読む







ある国のGDP成長率と株式指数の伸びの相関は気にしなくていいんじゃないか

「ある国の経済成長率/GDP成長率と株価変動には相関がある。だから、GDPが伸びる国の株式に投資するとリターンが高くなる。(低成長の日本に投資しても儲からない)」というような説があります。

しかし、個人的な見解ではありますが、今後の投資方針を考える時にはあまり気にしなくていいと思います。続きを読む



【日経平均と他国株式指数】 指数としての比較と投資対象としての比較

2013年は日経平均が大きく上昇しています。
2013年初からの各国の代表的な株式インデックスを比較しても日本株は非常に好調です。Yahoo! Financeを使って各国の代表的な指数をグラフ化してみました。
2013年の各国指数のパフォーマンス

1位:日本株 (日経平均)
2位:アメリカ株 (ダウ30)
3位:イギリス株 (FTSE100)
---- ↑プラス↑ ----
---- ↓マイナス↓ ----
4位:スウェーデン株 (OMXストックホルムPI)
5位:ドイツ株 (DAX)
6位:香港株 (ハンセン指数)
7位:インド株 (センセックス)

年初来のパフォーマンスではアメリカやイギリス株も好調でプラスですが、日本株の伸びは圧倒的です。

「世界的にもみんな日本株に投資していれば超儲かっているわけです」


…とはなりません。



上の比較は純粋に各国の株式指数を(その国の通貨建てで)見た場合のチャートです。

実際の投資では為替が影響します。

日本人が外国の株式指数(現実的には投資信託やETF等)に投資しても得られるリターンはインデックスの値動き×為替の値動きです。(為替ヘッジしている場合は除く)

ということで、投資対象としての日本株の魅力は如何ほどかを見てみます。
投資のパフォーマンスを見る場合には為替を揃える必要があるので、日経平均連動ETFのドル建 vs ダウ30種インデックスで比較したグラフを作ってみました。
2013_stockindex2

青地が日経平均ETF赤字がダウ30種インデックスです。

通貨を揃えてみると、年初来のパフォーマンスは基本的にダウ30種の方が優れていたが、日経平均が猛追してやっと近い水準まで来たというところです。
今回はドル建てにして比較しましたが、円建てでも同じです。投資対象として見た時には日経平均の方が優れていたわけではありません。

日本株及び外国株(インデックス)に投資をしている人は実感しているかとも思いますが、投資としてみた時には為替の影響があって日本を含めた先進国株式のパフォーマンスはほとんど同じ水準です。


よく新聞などでは単純に現地通貨建ての指数を比較して「●●の株式のパフォーマンスは好調」などと言うこともありますが、為替を考慮した投資成績とは違うという点に注意は必要です。



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