吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



暴落

インデックス投資の期待リターンは暴落直撃も想定の内に含めたもの

stock crash
stock crash / theredproject

ここ最近の相場の乱高下で少し暴落ネタがもりあがっていたような気がします。この件には別途触れるとして、今日はインデックス投資と暴落をテーマに少しだけ書いてみます。

相場が下がると「インデックス投資はダメだ」という声はよく聞かれます。

確かにインデックス投資では投資用資金を原則リスクにさらし続けていることになるので、相場全体が下がるようなケースでは見事にそのダメージを受けます。

ですが、暴落を含めてのインデックス投資です。
暴落をうまく避けて高いリターンを叩きだそうとする投資法ではありません。相場は上がることも下がることもありますが、広くポジションを取ることで、マーケットリスクを取りつつ個別のリスクを低減させようとします。そして、市場の期待リターン程度を得ようとするインデックス投資です。

以前に1900年からの超長期データで見る、国際分散投資でどれほどやられうるのか?と書き、この中で1900年-2013年の国際分散投資のグラフを紹介しました。以下に再掲します。
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日経平均が1143円安で大盛り上がり。でも…

nikkei225_20130523

どうやら日経平均が前日比1143円安の14,483円で終了と大幅に下落して終わったようです。
前場では15,942円まで上がっていたようなので、値幅にすれば高値から1500円近く落ちて終了したようです。

ニュースでもTwitterのTLでもこの話題は大きく取り上げられています。
しかし…私は最近は珍しいことに仕事が多く、肝心の相場下落情報をちゃんと知ったのが夜10時過ぎ…完全に乗り遅れました。(仕事中はただ下がったという結果しかわからず…)

後追いしていますが下落の理由もよくわかりません。中国の経済指標が…などの説明もありますが、この下落を説明するには弱い。「売られたから売られた」が真実でしょうか。


私の投資はBuy&Holdなので急騰/急落を知っても知らなくても資産運用上の弊害はないのですが、久しぶりに見た大幅下落(しかも歴史的な値動き)にタイムリーに乗れなかったのは何かさみしい。

「リーマンショック!」とか騒がれていたころは連日のように数百円の乱高下があり、日経平均が6000円台に突っ込んだ時なども非常に荒い値動きでした。

最近のひたすら右肩上がりの相場や、その前のジリジリとしたボックスも相場ですが、そろそろ乱高下相場に戻ってもいいのではないでしょうか。(ブログネタに困っています。相場に乱高下があった方がブログのネタになりやすい、というポジショントークです。)



コツコツ長期投資家には買い場

大地震・津波の被害及びそれに伴う原発問題や電力供給問題もあり、日本株が大きく売り込まれています。
日経平均先物も8000円を割り込んだように先週金曜日には1万円を超えていた指数とは思えないくらいの売り込まれ方です。

しかし、コツコツ長期投資をする人たちはあわてる必要はないでしょう。今回の地震が日本に与えたダメージは大きいですが、日本がこの一撃で沈むわけではありません。阪神大震災も当初言われていた予想よりも早く復興しました。コツコツ長期投資家が信じる「人類の叡智」「人類の発展」といったモノがあるならば、今回の地震からも復興するはずです。

今回の地震でパニックになって損切りしてしまうのではなく、投資においては買い場が来たのと同じと考えてもいいのではないでしょうか。
もちろん、将来のことは分かりませんので私の見通しが外れている可能性もあります。ただ、どうするにしても、こういうときこそ落ち着いて判断すべきでしょう。



「金融不安だよ。俺を忘れるな」 by CITI

(11/21)米シティ株、終値で4ドル割れ CEOが主要事業の売却を否定 (NIKKEI NET)
大規模な部門売却や身売り観測が浮上した大手銀シティグループの株価が、21日の米株式市場でも続落。一時、前日比35%安の3ドル5セントを付けた。終値でも同20%安の3.77ドルと4ドルを下回った。朝方は5ドル超の水準で始まったが、ヴィクラム・パンディット最高経営責任者(CEO)が主要事業の売却を否定したと伝わり、下落して終えた。

最近はGMを筆頭としたビッグ3(デトロイト3?)に注目が集まっていましたが、そうは問屋がおろしませんでした。「今は100年に一度の金融危機だ。俺を忘れてもらっては困る!!」とばかりにCITIが舞台の中央に戻ってきました。
4ドル割れですか。売却や身売りを否定すれば株価が下がるとなると・・・厳しいですね。


身売りか資産売却か=米シティ、近く決断へ (時事ドットコム)
株価急落で経営不安が強まっている米金融大手シティグループが、今週末にも主要事業の売却や身売りの方針を発表するとの見方が強まっている。同社の株価はゼロに近づきつつあり「自力での資本調達は不可能になった」(金融アナリスト、デービッド・ギルモア氏)とされ、他社からの救済を得られるかが生き残りのカギとなっている。
 一方、政府が同社の国有化に乗り出す可能性は低いとの見方が多い。ポールソン財務長官は、ブッシュ政権下での金融機関救済は打ち止めとの方針を表明しており、政権交代を約2カ月後に控え新たな問題を抱え込みたくないとみられている。

そうなると、当然出てくるのが身売りですよね。政府の救済がなく、市場から見捨てられるとなると自力での再建は厳しく。



さあ、CITIにGM。共にアメリカを代表するダウ工業30種の構成銘柄ですが、その中でもトップクラスの企業です(他はGE、ウォールマート、コカコーラあたり?)。
アメリカトップ5大投資銀行が全部消滅し、CITIとGMが消えてなくなるとすると100年に一度の危機というのも言葉通りにできそうですね。

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日経平均バブル後最安値の抵抗

ヘッジファンド: 「まだ、抵抗はするのなら!!」

ヘッジファンドや機関投資家は現金化に奔走し、大量の日本株売りでバブル後最安値の7607円の抵抗線を破壊する。

ヘッジファンド:「うおおー!」
個人投資家:「買いよ、入れ、なぜ入らん!」

怒涛の換金売りが7607円の壁を突き破り、個人投資家を貫く。

個人投資家:「私だけが・・・死ぬわけがない・・・貴様の心も一緒に連れていく」

7162円まで下がり、ヘッジファンドは吹き飛ばされ、個人投資家は爆発して死亡。


「ヘッジファンド!!生きてるんでしょ!!ヘッジファンド!!返事をして!!ヘッジファンド!!」

ヘッジファンド:「あっ、大きな星が点いたり消えたりしている。はははは、大きい。彗星かなあ。いや、違うなあ。彗星はもっと、バーっと動くもんな。」


〜 Zガンダム最終話「宇宙を駆ける」より 〜




本日は、香港は10%強の下げ、インドも一時10%を超える下げ幅でLyxor Indiaが-13.21%。本当に毎日退屈させない動きをしてくれる株式相場です。


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私の著書 - ズボラ投資
「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」
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