吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



新興国

トルコが政策金利を大幅利上げ - どうなる新興国通貨

先にアルゼンチン→新興国通貨の通貨安でFXが面白いことにと書きましたが、その主役の1人であるトルコリラに大きな動きがありました。

トルコ中銀が大幅利上げ−政治圧力はねのけリラ防衛に動く(ブルームバーグ)
イスタンブール時間29日午前0時(日本時間同7時)にウェブサイトに掲載された声明によると、同中銀は1週間物レポ金利を4.5%から10%に引き上げた。翌日物貸出金利は7.75%から12%に、翌日物借入金利は3.5%から8%にそれぞれ引き上げられた。
翌日物が4.25%の利上げ(7.75%→12%)、1週間物が5.5%(4.5%→10%)の利上げ。続きを読む







野村の新興国単国ETFの乖離率は何故に大幅マイナス?

日付ブラジルロシアインド南アフリカ
2010年4月19日-5.00%-4.69%-2.40%-2.63%
2010年4月16日-5.98%-5.11%-1.58%-3.86%
2010年4月15日-5.96%-4.08%-0.44%-3.49%
2010年4月14日-4.12%-3.89%-1.13%-1.18%
2010年4月13日-4.44%-4.33%-2.26%-3.64%
2010年4月12日-3.68%-3.51%-2.70%-3.30%
2010年4月9日-3.07%-1.99%-0.50%-1.83%
2010年4月8日-3.93%-3.30%-3.17%-3.63%
2010年4月7日-3.43%-4.17%-2.95%-3.52%
2010年4月6日-4.55%-4.90%-2.20%-3.47%
2010年4月5日-3.87%-5.48%-1.07%-2.28%
2010年4月2日-6.42%-6.95%-2.60%-2.86%
2010年4月1日-4.63%-4.95%-3.37%-2.77%
2010年3月31日-3.38%-4.53%-2.34%-3.32%
2010年3月30日-3.12%-4.83%-2.89%-3.07%
2010年3月29日-3.09%-4.72%-3.87%-2.60%
2010年3月26日-4.67%-5.85%-2.07%-4.17%
2010年3月25日-5.04%-5.03%-0.21%-4.20%
2010年3月24日-3.98%-2.66%-0.69%-3.15%
2010年3月23日-1.61%-1.82%-0.82%-3.19%
2010年3月19日-3.08%-4.34%-1.10%-4.87%
2010年3月18日-4.37%-5.88%-0.48%-5.64%
2010年3月17日-4.26%-3.62%-0.27%-4.84%
2010年3月16日-3.99%-4.26%-0.42%-3.44%
2010年3月15日-3.56%-4.47%0.24%-4.84%
上の表はモーニングスターのETFサイトで発表されているETFから作成した、野村NEXT FUNDSの乖離率です。
インドだけは3月15日に乖離率がプラスですが、そのインドもその後はマイナスになり、後はずっとマイナスです。
投信の世界ではレアルが人気のブラジルも3月と4月の月間平均乖離率が4%超と大幅にマイナスが続いています。野村の新興国単国ETFは、設定当初は乖離率がプラス⇒しばらくたつとマイナというのがお約束のようです。

これはどうしてでしょうか?
日興のMSCI KOKUSAI/EmergingのETFはその低コストから投資が過熱して割高になっているとしても理解できます。しかし、ブラジル、インド、ロシア、南アフリカがこの1ヶ月間ずっと不人気ということも無いはずです。また、それぞれの国に対して競合する商品が出てきたわけでもありません。
無知な投資家が多いということならば、その時の経済ニュースに応じてアタフタして乖離率がプラスにぶれる日があっても良いでしょう。

このように考えてみると、自然に乖離率がマイナスになっているようには思えず、乖離率がマイナスになるような圧力をかけ続けている誰かがいると考えてしまいます。
実際のところはどうなのでしょうか?



JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス−エマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド

長ったらしいタイトルですが、英語で書くと"JPMorgan Government Bond Index Emerging Markets Diversified"。



これはSTAM 新興国債券インデックス・オープンなどが連動を目指す指数です。



この指数の中身がどうなっているかをちょっと調べてみたのですが、良く分かりません。

インデックス採用国は14ヶ国?15ヶ国?

住信アセットマネジメントのSTAM新興国債券インデックス・オープン説明ページでは14ヶ国とあります。
一方、JYSKE BANKのEM Dialyでは14ヶ国とあります。

どっちが正しいんでしょう?



ただ、採用国数が14であれ15であれ、この指数の構成が凄い。

国名比率(住信)比率(JB)
ポーランド10%10%
マレーシア10%10%
タイ10%10%
トルコ10%10%
メキシコ10%10%
ブラジル10%10%
南アフリカ10%10%
ハンガリー10%10%
チリ2.6%7.44%
ペルー2.5%6.77%
コロンビア5.1%2.49%
ロシア0.7%2.24%
エジプト0.4%1.05%
インドネシア8.8%-

*比率(住信) : 住信AMのSTAM新興国債券インデックス・オープンの説明ページ参照
*比率(JB) : JYSKE BANKのEM Dialy参照


住信の情報とJYSKE BANKのページ間で比率が低い国の比率に違いがありますが、それはいいとします。
上位8カ国が全部10%ってどうなんですか?指数を算出しているとありますが、配分についてあまりにもテキトーすぎる気がするのは私だけでしょうか?


■インデックス作成編成会議■
A:「GBI-EM Diversifiedだが、どういう構成にしよう?」
B:「新興国は難しいよな。国債もあまりないし」
C:「とりあえず主な国を挙げてみよう」
A:「ハンガリー、ブラジル・・・」
・・・
C:「主要なのは8カ国か」
B:「比率をどうする?」
A:「この8ヶ国で均等配分しときゃいいんじゃね!?
B:「12.5%ずつか?さすがにそれは怒られるだろ」
C:「8ヶ国均等分配はまずいと思う。それで金は取れん。」
A:「なら、10%ずつで、残り20%をそれ風にしたらどう?
B,C:「それだ!!!!」
A:「残りにはペルー、ロシア・・・とこれくらいでいいか」
B:「その比率は良きにはからえだな」

こんな会議で決まったのではないかと思えてしまうくらいです。



細かく買い増し

6月12日から年金積立新興国株式を1万円ずつと細かく購入しています。(現在4万円購入)

まだ買い増しをする予定ですが、現時点で上記のように注文・購入状況です。どうして年金積立新興国株式かというと、マネックス証券で購入手数料の全額キャッシュバックキャンペーンがあるので、年金積立新興国株式の購入が優先されています。

しかし、先日にLyxor ETF MSCI Indiaを購入したこともあって、現在は新興国(特にインド)の比率が一段と高くなっています。これはあまりよろしくない状況です。

2008年前半も終わることですし、少しリバランスの意味も込めて先進国株の比率を上げていこうと思います。そうなると、STAM外国株とSTAM TOPIXの買い増しでしょうね。さあ、買い増しますか。


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フィデリティで年金積立の「エマージング株式」&「エマージング債券」!!

ジョインベストが「年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式」の取り扱いを始めたというニュースがありましたが・・・

フィデリティでは5月13日から「年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券」までも取り扱いを始めるとのことです。
フィデリティ証券のお知らせ

ここで2つの投資信託の内容を整理します。

【年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式】
買付手数料: 1.05%
信託報酬:0.8925%
信託財産留保額:0.30%
内容:主として、「海外新興国株式インデックスMSCI   エマージング(ヘッジなし)マザーファンド」受益証券への投資を通じて、新興国の株式に投資を行い、MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円ヘッジなし・円ベース)の動きに連動する投資成果を目指す。


【年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券】
買付手数料: 1.05%
信託報酬:0.7875%
信託財産留保額:0.20%
内容:主として、「海外新興国債券インデックスLocal(ヘッジなし)マザーファンド」受益証券への投資を通じて、新興国の現地通貨建債券に投資を行い、JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス・エマージング・マーケッツグローバル・ディバーシファイド(円ヘッジなし・円ベース)の動きに連動する投資成果を目指す。



これはビッグニュースですが、ジョインベスト、フィデリティの両社とも買付手数料が1.05%というのは少し残念ではあります。
他の会社が取り扱う場合も1.05%となるのでしょうか…
それともノーロードでの提供があるのでしょうか。

このあたりは、各社間での競争が期待されます。

##まずはキャンペーンでの期間限定ノーロードがあり
##そうな気がします・・・



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@吊られた男



私の著書 - ズボラ投資
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