吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



情報

ブログを書く際のインターネット上でのソースの探し方

Worcestersauce ウスターソース


ブログを書く際には何らかのインプットが元になっていることが多くあります。例えば、投資に関わるニュースがあった場合などにそれに関して書くなどであり、先に書いたというインプットに従っています。

以下は私が実践している情報ソースの探し方から4つほどポイントを少しご紹介。

続きを読む







私がブログを書く際に意識していること -公知のデータや情報を活用

kagome_source


私のブログが「攻めている」と評される人もいますが、私はそんなに攻めているつもりはありません。むしろ、他のブログの方が攻めているように思うくらいです。

●例) アブラハム・ホールディングス/プライベートバンクの「いつかはゆかし」関係

私は幾度とアブラハム・ホールディングス/プライベートバンク「いつかはゆかし」について書いてきました。これを「攻めている」と評される人もいますが、そうは思いません。むしろ、私以外でこれを取り上げていうブログでよっぽど攻めているブログは多数あります。

例えば、最近では「いつかはゆかし」のアブラハム、営業再開も再び逸脱行為発覚で頓挫 変わらぬ虚偽体質と報じられた内容に基づいて書かれたブログの多くがそうでしょう。この記事では「アブラハム社が契約していたPWM日本証券の意図に反する販売活動をしたせいで契約を打ち切られた」というような趣旨で書かれていました。
この記事をもって、「アブラハム・ウェルスマネジメントはろくでもない販売業務をしてサービスを打ち切られた」かのように取り上げたブログがいくつかありましたが、これはかなり攻めてます。
この内容はあくまでこの記事の主張であって、本当に契約を一方的に打ち切られたかの裏付けはありません。週刊誌がとばし記事を書くようにネットの記事もそう簡単に信じられるものではない。アブラハムグループの動きに注目している私ですが、「この事実を真実だと信じるに足る相当な理由はない」と考えてブログでは書いていません。
このニュース記事の情報だけでブログで「アブラハムは契約打ち切られたんだ」と書いたとして、アブラハム社の関係者から「真実ではない」とクレームを言われたらどうするだろうと考えてしまいます。

続きを読む



投資指南書の外貨預金・MMFの説明は間違いが多い/情報はアップデートされる必要がある

巷に出回っている投資指南書で外貨預金・MMFに簡して適切に説明している本は極めて少ない。多くが間違っています。(作者に落ち度が無い場合も多い点はポイント)

大体において、外貨預金の為替手数料は米ドルで1ドル当たり片道1円のような説明があります。そして、外貨MMFだとその手数料が50銭程度のように紹介して、外貨MMFが有利と話を展開します。これが投資指南書の話の展開ですが、正しいのでしょうか?

同じ楽天グループの楽天銀行と楽天証券の外貨預金と外貨MMFを比較してみます。比較可能なのは米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランドの5通貨です。
●米ドル
 預金:MMF=25銭:25銭
●ユーロ
 預金:MMF=25銭:50銭
●オーストラリアドル
 預金:MMF=45銭:70銭
●ニュージーランドドル
 預金:MMF=45銭:70銭
●南アフリカランド
 預金:MMF=30銭:30銭

SBIグループの住信SBIネット銀行とSBI証券でも比較してみます。
●米ドル
 預金:MMF=20銭:25銭
●ユーロ
 預金:MMF=20銭:80銭
●オーストラリアドル
 預金:MMF=50銭:1円
●ニュージーランドドル
 預金:MMF=50銭:1円
●カナダドル
 預金:MMF=50銭:80銭

この情報を見ると、外貨預金の方がコストは安くないですか?
SBIグループでは比較可能な5通貨全てで外貨預金の方が為替コストが安く、楽天グループでも外貨預金の3勝2分です。

このように実際の手数料を比較してみると、多くの投資指南書に書いている情報は正しくありません。
「メガバンクの窓口では手数料1円の外貨預金もある」なんて言い訳もありそうですが、そういうダメな例があることをあげたら比較になりません。「ノーロード投信だとノーロードの分だけ信託報酬が高くなっているファンドがある。だからノーロードはダメ」というどうしようもない議論と同じです。

外貨預金と外貨MMFの比較で、外貨MMFを押す根拠として「為替手数料が安い」は理由にならなくなっています。

前回の無期懲役のエントリーの中でも、情報は必要に応じて適宜アップデートされる必要があると述べましたが、投資に関しても同じであり、情報はアップデートされる必要があります。


◆追記◆
2010/12/20に住信SBIネット銀行が外貨預金の手数料をさらに引き下げてきました。



無期懲役は終身刑へ/情報はアップデートされる必要がある

無期受刑者:戦後最多1772人 進む「終身刑化」 (毎日.jp)
これは単純化された記事ではありますが、いい記事です。

日本の刑罰(特に死刑問題)の話をする時に、無期懲役に関する大いなる誤解をしている人が結構いました。「日本の無期懲役なんて模範囚なら10年ちょっとで仮釈放で大手を振ってシャバに出られる」なんて意見ですね。

こういう人と話をすると、前提条件が大きく違うので話がかみ合いません。10年ちょっとで出られるなんて話は全くもって実情と異なるので話が合わないのです。その上、仮釈放はお勤め終了でもないので、いろいろな現実と異なった認識をもたれています。
ヤフーもニューストピックのトップに持ってきてくれたので、この情報が少しは世間に広まってくれると嬉しい。


情報は・・・
この無期懲役の仮釈放までの期間のように必要に応じて適宜アップデートされる必要があります。(←次エントリーへのフリ)



eMAXISシリーズが設定来データの簡単ダウンロード機能を提供!

三菱UFJ投信のeMAXISシリーズが、1つ大きなことをやってくれました。

なんと8/31から設定来データのダウンロードが簡単に出来るようになっています。


各ファンドの詳細情報のページで[設定来データのダウンロード]をクリックすれば、各ファンドの設定来の「基準価額」「基準価額(分配金再投資)」「分配金(税引き)」「純資産」をcsvファイルでダウンロードできます。
このサービスだけでも提供している会社はそう多くなく良いサービスだとも思いますが、次の機能が特に気に入っています。

eMAXISシリーズの場合、eMAXISシリーズのトップページにも[上記全ファンドの設定来データをダウンロード]という機能があり、こちらをクリックするとeMAXISシリーズ全ファンドの情報を簡単にダウンロードできます。

これって素晴らしい機能だとは思いませんか?
投資しているファンドの基準価額、分配金、純資産の情報は投資家としては欲しい情報です。しかし、SnapShot的なページでは直近や過去数回のデータだけしか載っていなかったりしますし、なかなか詳しい情報が取れません。
それが、eMAXISシリーズのトップページから数アクションでこの情報が簡単に加工可能なcsvファイルでダウンロードできます。
三菱UFJ投信側もそれほど多くない追加投資額で実装できる機能ですし、eMAXISがターゲットユーザとしている自分で調べて投資を行う顧客にとってもファンド情報の手軽な入手機能は嬉しいのではないでしょうか?

eMAXIS発表時に参加したブロガーミーティングで、このような機能が欲しいことは訴えましたが、実装されて嬉しい限りです。


●三菱UFJ投信へお願いしたいこと
次は毎期決算のコスト情報をこういうように時系列で簡単に見られるようにしてくれませんかね?今までだと毎期の決算報告書に戻ってそこの経費情報を読まないと分からないのでけっこう面倒です。



私の著書 - ズボラ投資
「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」
連絡先
私への連絡は下記メールアドレスまでお願いします
tsurao@gmail.com

tsuraolife_banner_s

follow us in feedly

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ


Recent Comments
ブログ内記事検索
PR
お勧め銀行・証券会社
■証券会社■
○SBI証券

○セゾン投信


■銀行■
○住信SBIネット銀行


■401k(確定拠出年金)■
○SBI証券
タグ
Archives