平成20年度大学等卒業者の就職状況調査(平成21年4月1日現在)について(厚生労働省)
21年3月卒ということは、主にこの4月から働いている方々のこと指すかと思いますが、大学卒の就職率が前年を1.2ポイント下回ったそうです。
専修学校も前年比-1.9%と大きく下回っていますね。
ちなみに、厚生労働省のページを見ると、大卒で前年比-0.8%の70.4%のように就職希望率も下がっています。
就職内定率の推移は「就職内定率の推移グラフ(大卒)」を参照。1996年-2008年のデータが載っています(2009年5月22日現在)。
これを見ると2000年の91.1%を底にして以下のようにずっと右肩上がり。
2001年 : 91.9% (+0.8%)
2002年 : 92.1% (+0.2%)
2003年 : 92.8% (+0.7%)
2004年 : 93.1% (+0.3%)
2005年 : 93.5% (+0.4%)
2006年 : 95.3% (+1.8%)
2007年 : 96.3% (+1.0%)
2008年 : 96.9% (+0.6%)
特に2005年(93.5%)→2006年(95.3%)の増加は凄い。まさに近年の就職活動の売り手市場っぷりを裏付けるようなデータです。
さて、2009年の95.7%という数字は2006年の水準を上回っています。就職活動期間中は、まだ景気悪化が進行中の状況で、現在の危機の影響はそれほど大きくなかったということでしょう。
問題は来年3月卒の現在就職活動中の世代ですね。これがどこまで下げるか。
ニュースなどの数字を見ても就職氷河期以来の低水準の指標などもありますから一気に就職氷河期並になるのでしょうか。
弟の就職活動が1年後に迫っているので、気になるところです。
厚生労働省及び文部科学省では、平成21年3月大学等卒業者の就職状況等を共同で調査し、このほど平成21年4月1日現在の状況を取りまとめた。
その概要は次のとおりである。
(1) 大学の就職率は95.7%で、前年同期を1.2ポイント下回る。男女別にみると、男子は95.9%(前年同期を0.7ポイント下回る)、女子は95.4%(前年同期を1.9ポイント下回る)。
(2) 短期大学の就職率(女子学生のみ)は94.5%で、前年同期を0.1ポイント下回る。
(3) 高等専門学校の就職率(男子学生のみ)は100.0%で、前年同期を0.4ポイント上回る。
(4) 専修学校(専門課程)の就職率は91.8%で、前年同期を1.9ポイント下回る。
21年3月卒ということは、主にこの4月から働いている方々のこと指すかと思いますが、大学卒の就職率が前年を1.2ポイント下回ったそうです。
専修学校も前年比-1.9%と大きく下回っていますね。
ちなみに、厚生労働省のページを見ると、大卒で前年比-0.8%の70.4%のように就職希望率も下がっています。
就職内定率の推移は「就職内定率の推移グラフ(大卒)」を参照。1996年-2008年のデータが載っています(2009年5月22日現在)。
これを見ると2000年の91.1%を底にして以下のようにずっと右肩上がり。
2001年 : 91.9% (+0.8%)
2002年 : 92.1% (+0.2%)
2003年 : 92.8% (+0.7%)
2004年 : 93.1% (+0.3%)
2005年 : 93.5% (+0.4%)
2006年 : 95.3% (+1.8%)
2007年 : 96.3% (+1.0%)
2008年 : 96.9% (+0.6%)
特に2005年(93.5%)→2006年(95.3%)の増加は凄い。まさに近年の就職活動の売り手市場っぷりを裏付けるようなデータです。
さて、2009年の95.7%という数字は2006年の水準を上回っています。就職活動期間中は、まだ景気悪化が進行中の状況で、現在の危機の影響はそれほど大きくなかったということでしょう。
問題は来年3月卒の現在就職活動中の世代ですね。これがどこまで下げるか。
ニュースなどの数字を見ても就職氷河期以来の低水準の指標などもありますから一気に就職氷河期並になるのでしょうか。
弟の就職活動が1年後に迫っているので、気になるところです。