消える書店:ネットに負け相次ぎ閉店 地域中核店も(毎日jp)
文化の担い手でもあった老舗書店が相次いで店をたたむ背景には、消費者の本離れだけでなく、欲しい本が最速で当日中に手に入るアマゾンジャパンや楽天などネット書店への顧客流出もあるようだ。
業界の盟主ヤマダ電機、中間決算で赤字転落へ(東洋経済オンライン)
営業赤字に陥ったのは、アマゾンを筆頭とするインターネット通販サイトとの価格競争激化から、想定以上の採算悪化をもたらしたことが一因だ。

ネットショッピングの普及によって、既存の店舗が苦戦しているというニュースを目にすることも多くなってきました。特に本に関しては紙の本のみならず電子書籍の登場もあるので、今後はさらに厳しくなっていくことも想像されます。

さて、ここで店舗が潰れていくことを悲しむ声もありますが……現実的には仕方ないですよね。

ネットショッピングで買うようになるとその手軽さ安さから店舗で買わなくなってきてしまいます。
生ものなどは別ですが、特に上のニュースでも話題になっているような本や家電のようなものは圧倒的にネットが有利です。


●手軽さ
まず、家まで1,2日で配送してくれるので自分で買いに行って持って帰ってくる手間がかからないというメリットは非常に大きい。家にいて「欲しい」と思った時にちょっとネットでクリックすれば買えてしまいます。

●安さ
紙の本の場合は定価が決まっているので当てはまりませんが、価格.comなどで調べてもわかるように一般的にネットの方が店舗より安い。


この手軽さと安さがある限り、ネットショッピングに慣れてしまった顧客を店舗に取り戻すのはそう簡単ではありません。単純にネットを悪役にして店舗が潰れていくことが悪いかのようなストーリーでどうしようもないでしょうね。