最近はドルコスト平均法(定額買い付け)と一括投資を比較する話をしばしば目にします。私もこの手の話には乗っかります。
しかし,そもそもドルコスト平均法って一括投資と比較するようなものでしたか?
社会人になった時の投資教育では「ドルコスト平均法 vs. 定口数買付」だった
私が社会人になってすぐに会社の確定拠出年金教育で受けた説明でもドルコスト平均法の説明がありました。ここでドルコスト平均法の比較対象となったのは定口数買付です。具体的には「毎月1万円ずつ購入する vs. 毎月1万口ずつ購入する」のような比較です。相場の上下動がある場合,以下のように安い時にたくさん買って高い時に少なくしか買わないドルコスト平均法の方が有利という結論が説明されます。
(同じ9万円の購入でもドルコスト平均法では91,237口と1,237口多く買えている)
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