
書店に平積みになっていた『あやしい投資話に乗ってみた
これは読み物として面白い!
著者は 藤原久敏氏というファイナンシャルプランナー(FP)の方なのですが、本のタイトル通り、いろいろ怪しい投資に手を出しています。
目次からしても非常に怪しい投資が並んでいます。
1章 未公開株を買ってみた 2章 新規公開株を買ってみた 3章 和牛オーナーになってみた 4章 海外ファンドを買ってみた 5章 超高金利の銀行に預金してみた 6章 FXで新興国通貨に投資してみた 7章 先物取引をやってみた |
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投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。
1章 未公開株を買ってみた 2章 新規公開株を買ってみた 3章 和牛オーナーになってみた 4章 海外ファンドを買ってみた 5章 超高金利の銀行に預金してみた 6章 FXで新興国通貨に投資してみた 7章 先物取引をやってみた |
男性が情報誌を通じて安愚楽牧場を知ったのは、バブル景気が始まる1986年のことだった。
バブル絶頂期の90年代初頭には、同じような投資をうたった「和牛商法」ブームが到来。実際には和牛を所有していない会社が、十数パーセントの高利息で投資をあおる中、安愚楽は利率を上げず、経営姿勢を崩さなかった。
これも安心感を誘い、男性はさらに信用の度を深め、生活資金をのぞくほぼすべての収入と利息を“雪だるま”式に投資に回していく。
「一度も遅配になったことはなく、経営を疑うどころか、口蹄疫問題のときでさえ、(他の投資への)リスク分散を考えないほど信頼していた」
(株)安愚楽牧場(那須郡那須町埼玉2−37、登記上:同郡那須町高久丙1796、設立昭和56年12月、資本金3000万円、三ヶ尻久美子社長、従業員514名)は8月1日、栃木義宏・柳澤憲の両弁護士(栃木・柳澤法律事務所、東京都港区虎ノ門1−22−13秋山ビル3階、電話03−3580−1331)に債務調査を依頼した。
負債総額は平成23年3月期末時点で619億8705万円。
資金繰りが悪化し、取引先への代金支払は現在停止状態となっている。担当弁護士側は資産・負債の調査は1カ月以内に終了することとし、その後今後の方針決定した際に改めて発表するとしている。