「地震は1億円の物件でも、地震保険を損保2社と契約して5千万円ずつ貰えば1億円の保険金を受け取れる」という話を知り(ここ)、複数の損保会社にそれができるか聞いたところ、「そんなのダメ」と言われてしまっている吊られた男です。
「火災保険は他社と合わせて評価額までしか受けられないわよ!他社と合わせて評価額以下にしなさい。だから地震保険も評価額で契約することはできないの!保険契約時には補償内容が重複する保険について通知義務があって嘘ついたら契約解除したり保険金払わなかったりするからね!」(半沢直樹で片岡愛之助が演じる黒崎駿一風)といった感じで断られてしまいました。なお、超保険という保険を扱っている会社の場合は、そちらを薦めるられることもありました。
本題。
誰からとはいいませんが、先日Twitterでネットニュース編集者であるという人から取材依頼(?)がありました。
ダイレクトメッセージ(DM)で連絡があり、ご存知の通り取材の一環と前置きした上で、以下の2つに答えろという主旨の問い合わせでした。
が、その聞き方がいろいろ酷いわけです。
いろいろありますが、少なくとも取材というなら以下のようなマナーは守ってください。
【補足1】
DMのやり取りのキャプチャは以下(クリックで拡大)
【補足2】
自称ネットニュース編集者のネットDe取材班(@whitewritor)さんへ、
取材したいということであれば、どこの誰がどのような目的で取材したいのかお知らせください。その内容をみて取材を受けるかどうかは判断させていただきます。
■おまけ
地震保険は国による再保険スキームがあるので損保会社の負担はほとんどありません。
東日本大震災では地震保険の総保険支払額は1兆2439億円でしたが、その5倍以上の規模の災害となった場合には地震保険の責任限度額の6兆2000億円に達します。その場合の損保会社の責任限度額は344億円に過ぎません。
1件当たりの支払限度額5千万が損保会社を守るためのルールということはありません。(超大型地震が来て1件当たりの限度額が10億円や20億円だとしても国か日本地震再保険株式会社が支払うから関係ない)
※参考2:地震保険のしくみ (日本地震再保険株式会社)
「火災保険は他社と合わせて評価額までしか受けられないわよ!他社と合わせて評価額以下にしなさい。だから地震保険も評価額で契約することはできないの!保険契約時には補償内容が重複する保険について通知義務があって嘘ついたら契約解除したり保険金払わなかったりするからね!」(半沢直樹で片岡愛之助が演じる黒崎駿一風)といった感じで断られてしまいました。なお、超保険という保険を扱っている会社の場合は、そちらを薦めるられることもありました。
本題。
誰からとはいいませんが、先日Twitterでネットニュース編集者であるという人から取材依頼(?)がありました。
ダイレクトメッセージ(DM)で連絡があり、ご存知の通り取材の一環と前置きした上で、以下の2つに答えろという主旨の問い合わせでした。
- ブログのアフィリエイトの収益額
- アブラハムからクレームが来ているか
が、その聞き方がいろいろ酷いわけです。
- 自分が誰で何の目的の取材かを告げずにいきなり人の収入等を質問
- 「取材の一環」と言っていたのに、名前と目的を聞いたら急に「取材ではない」と180°転換
- 質問の前に「お前のやってること法的リスクあるから。俺、根拠知ってるけど教えない」と脅迫まがい
- 法的根拠知りたかったら、まずは質問への答えを開示しろという謎の高圧的態度
- 最後には「どうしても嫌なら質問に答える必要はないよ」と上から目線
いろいろありますが、少なくとも取材というなら以下のようなマナーは守ってください。
- 取材なら自分が誰でどのような目的(どのような媒体のどのような企画で使うつもりか等)を告げましょう
- 取材と称するなら、法的根拠を教えるのと見返りに答えろという脅迫まがいはやめましょう
- 突然の質問を投げつけといて、「特に答えたくなければ、お答えいただく必要はありません。お気になさらず。」はない。最初から質問に対して答える必要は無いのに、答える必要があるかをお前が決めるな。
【補足1】
DMのやり取りのキャプチャは以下(クリックで拡大)
【補足2】
自称ネットニュース編集者のネットDe取材班(@whitewritor)さんへ、
取材したいということであれば、どこの誰がどのような目的で取材したいのかお知らせください。その内容をみて取材を受けるかどうかは判断させていただきます。
■おまけ
地震保険は国による再保険スキームがあるので損保会社の負担はほとんどありません。
東日本大震災では地震保険の総保険支払額は1兆2439億円でしたが、その5倍以上の規模の災害となった場合には地震保険の責任限度額の6兆2000億円に達します。その場合の損保会社の責任限度額は344億円に過ぎません。
1件当たりの支払限度額5千万が損保会社を守るためのルールということはありません。(超大型地震が来て1件当たりの限度額が10億円や20億円だとしても国か日本地震再保険株式会社が支払うから関係ない)
※参考2:地震保険のしくみ (日本地震再保険株式会社)