先日、元国会議員秘書が、医療費を窓口で一旦全額支払ってもらうようにすることを提案だと?と書いたところ、そこで取り上げた東猴氏がブログで吊られた男さんへのご意見にお答えを書かれていました。
わざわざお返事いただいたものを無視してただの文句言いっぱなしでもよくないので、これに対してもここで書かせていただきます。
東猴氏は私が指摘した「お金がない人や市役所に行くのが難しい人をどうするのか?」といった指摘に対してフランスのヴィタルカードをソリューション例として挙げられています。
また、ご指摘のワーキングプアの方や高齢者など市役所に足を運ぶのが手間であったり時間がない人はどうするかという点ですが、例えばフランスの医療費還付制度ではクレジット機能付の健康保険証を発行しておりオンラインで指定口座に差額分を還付できるような制度を採っています。「ヴィタルカードにクレジット機能ってあったっけ?」とも思ったのですが、それは置いておきます。
ヴィタルカードというらしいのですが、日本もこういったクレジットカード機能付の健康保険証などを導入すれば市役所への手続きに行く手間や、その手続きを行う市役所職員の手間も大幅に軽減されるのではないかと思います。
確かに市役所に足を運ぶのが大変な人にとってはヴィタルカードは便利で、市役所に行く手間という問題を回避してくれます。
しかし、これでは本末転倒に思えます。続きを読む