吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



住宅ローン

「給与の100万円」と「住宅ローンの中の100万円」の価値が違う

サラリーマンなら給与をもらいます。
100万円と言えば、1か月の給与ではなかなかもらえない金額です。1回のボーナスで届く人もいるが…という水準でしょう。
手取り25万円なら4か月分の給与であり、そんな給与における100万円の価値は高い。

一方、数千万円の住宅ローンの中の100万円の価値はどうでしょう。
同じAさんにとっての100万円ならば価値は同じはず…ですが、感情は違います。

給与では100万円どころか10万円の多簿でもいろいろ考えてしまうが、住宅ローンの残額が3258万円か3158万円のような100万円など誤差のように思えてしまう人も多いのではないでしょうか?


細かいものほど金額の差が気になって、大きなものほど金額の差が気にならない

こんな心理作用です。
より細かい話にすれば、スーパーでの買い物で卵の値段の数十円差は気になるが、マンション購入では数十万円くらい「まあいいか」となってしまう現象です。


この心理作用は投資のみならず家計においても強敵です。
せっかく細かいところで気を使って節約をしているつもりなのに、大きなところで袋に穴が開いているせいでお金が貯まらない…ということになります。
感情の問題なので、そのような感情を持たないというのは難しい。しかし、そのような感情の作用を認識することで意識して手綱を引き締めることもできるでしょう。

感情では「給与の100万円」と「住宅ローンの中の100万円」の価値が違います。が、それは実際の会計とは違うということを意識しましょう。







そういえば、今年はほとんど追加投資していない

家を買ったせいもあり、今年はほとんど追加投資をしていませんでした。
先ほど取引履歴を確認したところ1月にファンド組み換えを行った際に追加投資したくらいでした ^^;

週明けが給料日&その後数日でボーナス日、と年に数回と限られたキャッシュリッチのタイミングなので、一部を追加投資資金としてファンドを追加購入しましょう。


それにしても住宅ローンを抱えた投資は非常に悩ましいです。
シンプルに住宅ローン返済を優先するという方法もあります。その対極では低金利の資金調達と考え、なるべく返済額を減らしつつ投資に回すという方法もあります。
この辺りの厳密な計算はしていませんが、上記2つの両極端案の間で落としどころを検討中です。



住宅ローンをきっかけとした囲い込み

「住宅ローン 囲い込み」


このようなキーワードでGoogle先生に聞くといろいろ出てきますが、銀行は住宅ローンを顧客囲い込み商品として利用しているようです。私も住宅ローンを組む際にはその銀行の各種金融サービスの営業を受けました。




●銀行口座
まず、その銀行の口座を持っていなかったので、銀行口座を開設することになりました。これはスッと理解できることです。
⇒口座開設しました

●クレジットカード
銀行口座を開設すると、数か月以内に利用するとボーナスポイントが貰える等、クレジット機能付きカードを選んだ方がお得ということでお勧めされました。
⇒クレジットカード機能付きにしました

●給与振込口座指定
住宅ローンを申し込んだ後に給与口座に指定するとボーナスポイントがもらえる等の条件が提示され、給与振込口座としてメインバンク化を狙っています。
⇒残高不足の引き落とし漏れをなくすためにもローン引落とし口座と給与振込口座は一致させておいた方が良いと思われるので、給与振込口座にする予定

●保険
金消会の中で、住宅ローン担当者の作業時間で待ち時間に保険の営業担当者が来て保険のセールスがありました。


さすがに住宅ローンという借金をする現場で投資の営業はありませんでしたが、見事に銀行が掲げる多くの金融サービスの営業が散りばめられていたという印象です。



1日にして純金融資産マイナス数千万円へ

株高円安傾向の2013年、金融資産を増やしている人の話をよく聞きます。

そんな中、私も金融資産を増やしていたのですが、1日にして金融資産が一気にマイナス数千万となり、純金融資産も数千万円以上のマイナスになりました。

住宅購入に伴い、住宅ローンを契約したことが原因です。


「会社員+結婚+2人の子持ち」に「住宅購入」という属性が加わり、私は全くそんなことを望んでいないのですが厚労省などが望むモデル世帯へ近づきつつあります。

今の家が手狭になったからもう少し広い家に移りたいと思っただけだったのに、どうして家を購入することになったんだ・・・(⇒ポストに投函されていたチラシを見て現地MRに行きました。無差別投函チラシにも効果はあるようです)


それにしても、住宅の担保の力はすごいものがあります。
住宅を担保に入れることでほぼフルローンにもかかわらず数千万円という金額を1%を切る(変動)金利で借りられるわけです。ほぼフルローンですから、ちょっとでも住宅価格が下がれば担保割れになるはずですが、それでも借りられます。


私の純金融資産がプラスに戻る日はいつになるだろう…



銀行の住宅ローン担当者にどの金利タイプがいいか聞いてはいけない

先日、銀行に住宅ローンの話をしに行ってきました。
銀行の担当者の方と話をしていて、「金利タイプをどうするか」という話を担当者に聞いてみましたが、聞くもんじゃないというのが正直な感想でした。


●私の質問:「将来の金利の見通しはどうですか?」
過去の変動金利の低位貼りつきのグラフを見せて、今までもずっと上がらずに来たから上がる可能性は低いだろうというアドバイスでした。
⇒過去が将来を保証するものかは怪しく、特に年2%のインフレ率を目指すという政策が出た直後で今までの傾向が続くと考える根拠の提示はありませんでした。


●私の質問:「変動を選んで金利が上がったらどうしたらよいでしょうか?」
金利が上がったら固定に変えればよいというアドバイスでした。
⇒金利が上がってから固定に切り替えたらその時には固定金利も上がっている可能性が高く、より高い金利での借り換えになります。事前に上がる兆候を察知しての切り替えは非常に困難です。


●私の質問:「変動と固定、お勧めはどちらですか?」
月々の支払いが少ないし、ほとんど(約90%)の人は変動を選んでいるということで変動をお勧めされました。
⇒皆が選ぶから良いわけではないですし、金利リスクを顧客がとるのだから金利が低くても当然な話です。それを踏まえた上・・・の話を聞きたかった。金融機関としては金利リスクを銀行が取る固定金利は敬遠!?


ブログやTwitterで繰り広げられている話の方がレベルが高く、残念ながら有用ではないアドバイスでした。(特に金利が上がってから固定に切り替えればよいは、有用ではないどころか間違っているんじゃないかと…)
担当者にもよるのかもしれませんが、自分で勉強しておいた方がいいですね。特に数千万円という高額な住宅ローンについては尚更です。



私の著書 - ズボラ投資
「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」
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