・エルピーダ破綻→NEC危機 (時価総額3000億円割れ)
・シャープのとめどない赤字→株価200円割れ(時価総額2100億円)
・パナソニック/ソニー等の電機メーカー各社の苦戦
いろいろと日本の歴史ある大企業が市場を賑わせています。
「日本の大企業は何をやっているんだ」「日本企業はどうなっているんだ」というような声も聞こえてきます。
しかし、これは良いことではないでしょうか。
少し前を振り返れば、日本はトップ企業の顔触れが変わらないことが問題視されていたはずです。昔の日本の大企業の顔触れと今の顔触れを比較してもほとんど変わりがありません。
本来なら企業間で常に競争があって敗れた企業にはご退場いただくのが基本なはずです。
アメリカでも航空会社の多くが倒産しました。GMやコダックもあります。その替わりと言っては…ですが、Google、Amazonのように急激に成長した企業も出てきています。
日本はこのような企業の新陳代謝が無いことが問題視されていたはずです。
戦術を誤った大企業が淘汰されること自体は問題は無いはずです。ここで「日本企業によって淘汰されるのではなく、ソーラーは中国、テレビは韓国にシェアを奪われているんだからダメだ。だから守らなくては」とやっていては、無策な大企業を延命させることになり、日本企業全体がゆっくりと沈下しかねません。
・シャープのとめどない赤字→株価200円割れ(時価総額2100億円)
・パナソニック/ソニー等の電機メーカー各社の苦戦
いろいろと日本の歴史ある大企業が市場を賑わせています。
「日本の大企業は何をやっているんだ」「日本企業はどうなっているんだ」というような声も聞こえてきます。
しかし、これは良いことではないでしょうか。
少し前を振り返れば、日本はトップ企業の顔触れが変わらないことが問題視されていたはずです。昔の日本の大企業の顔触れと今の顔触れを比較してもほとんど変わりがありません。
本来なら企業間で常に競争があって敗れた企業にはご退場いただくのが基本なはずです。
アメリカでも航空会社の多くが倒産しました。GMやコダックもあります。その替わりと言っては…ですが、Google、Amazonのように急激に成長した企業も出てきています。
日本はこのような企業の新陳代謝が無いことが問題視されていたはずです。
戦術を誤った大企業が淘汰されること自体は問題は無いはずです。ここで「日本企業によって淘汰されるのではなく、ソーラーは中国、テレビは韓国にシェアを奪われているんだからダメだ。だから守らなくては」とやっていては、無策な大企業を延命させることになり、日本企業全体がゆっくりと沈下しかねません。