吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



ファンド

投資先はシンプルで簡単に理解できるものがよい

AIJ事件が世間を騒がせました。
2000億円超の資産を預かり、よくわからない取引によって資産の大半を吹き飛ばし、粉飾してごまかしていたという事件です。

ここでの教訓はいろいろあります(事業会社が資産運用をするリスクや年金制度の制度疲労、等々)が、その教訓の一つは「よく分からないものには投資をしない」でしょう。

投資、特にファンドへの投資は他者に資産を預けて運用を代行してもらう行為です。この場合は特に次の2点が確保されていることが望ましい。
 ・運用状況が透明になっていること
 ・運用状況の妥当性を自分でも検証できること

ヘッジファンドのみならず公募の投資信託においても、これは当てはまります。
投資家自身の知識レベルにもよりますが、複雑な2階建て、3階建て商品の場合、投資の妥当性の検証が難しくなります。通貨選択型のNDF取引の妥当性などなかなか分かりません。


インデックスファンドの場合もこれは当てはまります。基本は現物株での完全法が分かりやすい。しかし、シンセティクレプリケーションはカウンターパーティーが保証という仕組みは分かりやすいが、如何せん担保部分が分かりにくい。

大勢の凡庸な投資家は、分かりやすいものに投資するを基本にした方がよいでしょう。
私は投資信託による資産形成を推奨はしていますが、投資信託の仕組みが分からないうちは投資信託に投資することはやめた方がよいと思います。







投資信託統合へ - JFザ・ジャパン

投信統合、始まりの一歩。マザーファンドの変更で。 (QUICK MoneyLife)
2007年9月に信託法が改正され、投信の統合(併合)に関する法的根拠が明確になった。ただ、これまでは統合を巡る事務手続きの煩雑さなどから、投信統合の具体的事例はなかった。

こうした中、2月24日、JPモルガン・アセット・マネジメントが運用する「JPMジャパン・ファンド(愛称:ココロジカル)」のファンド名称が「JFザ・ジャパン(3ヵ月決算型)」に変更となる。目を引くのは名称変更だけではなく、運用内容の変更がセットになっていること。具体的には、ファンドの形態がファンド・オブ・ファンズ方式に変わり、全体の約98%を同社の主力日本株ファンド「JFザ・ジャパン」と同じマザーファンドに投資するように衣替えする。残り約2%はマネープール・ファンドに投資する。

投資家が保有する別々のファンドを一本化する統合とは違うが、マザーファンドを同一にして合同運用の規模を拡大するという点では、実質的なファンド統合とみなすことができる。マザーファンドを変える形でのファンド統合の先駆けとなる可能性がある。


JPMジャパン・ファンドが名称変更とともに、投資対象をJFザ・ジャパンと同じマザーファンドにしたそうです。
記事中でも書かれているように、ファンドの一本化とは違いますが実質的な投資ファンドを一本化することは準ファンド統合と言えそうです。

アクティブファンドの場合には、運用スタイルの違いなどからマザーファンドを1つに寄せることは難しいかもしれません。しかし、インデックスファンドの場合は同じインデックスに連動を目指す限り、マザーファンドを集約することが可能ではないかと思います。

特に新興国株式/債券などのようにマザーファンドの規模がまだ大きくなっていない場合は、集約することで得られる規模のメリットは大きいのではないかと思われます。



リスクは顧客のモノ、儲けは俺のモノ

成功報酬と投資助言料を取る投資顧問などがあります。

まず、情報を提供することで顧客からお金を貰います。
顧客が儲ければ、利益の2-3割程度をいただきます。顧客が損をしても自分の懐は痛みません。

リスクは全て顧客である投資家が負います。自分が提供する情報や投資判断に基づいた投資でリスクを一切負わずに収益を上げるビジネスモデルです。ここまでなら投資信託などと同じです。(成功報酬モデルの投信は少ないが)

しかし、彼らが凄いのはここからです。「投資信託のようなものは市場が下がれば損が出る商品で良くない商品だ。自分たちは絶対収益や高い利益を出せる」かのような態度をとる輩が多い。

さらに凄いことには、オープンな投資信託は日々のパフォーマンスが開示され情報が公開されていますが、彼らの成績は開示されません。それ故に本当に優れているのかという検証が非常に困難です。その秘匿性から、広くパフォーマンスが検証されて批判されることもありません。

本当に一般の投資信託などと違って、絶対収益や高いパフォーマンスを実現しているのでしょうか? (参考:ヘッジファンドのパフォーマンス)
そうであるならば、リスクを全て顧客に移転せず、損を出した時には自分も身銭を切ってほしいものです。(利益の3割を成功報酬としてもらうが、損失の3割は補填するなど)

身銭を切る覚悟は無く、定期的な情報提供料を取る&成功報酬は、顧客の資産運用結果に対して最も責任を持たないモデルの1つでしょう。
ビジネスモデルとしては優秀ですが、投資関係者としての矜持は無さそうです。



「出口戦略」はインデックス投資になじまない

「出口戦略」

梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーで問題提起されたことをきっかけに投資ブログの間でプチブームのテーマになっています。

「アメリカの不動産投資の出口戦略」のようにある程度の時期が来るとやめてしまうような投資には「出口戦略」という言葉が馴染みます。
しかし、私はインデックス投資に「出口戦略」という言葉があまり馴染むように思いません。

何故なら、世間一般で言われているインデックス投資とは、「給与などからのインカムからインデックスファンド/ETFへ資金を積み上げてバイ&ホールドで長期的に運用する」投資方法です。

ようするに撤退の戦略など初めからスコープ外です。

人生の最後までインデックス投資を続けて、私が死亡すればその財産を相続するのが私のプランです。つまり、私が生きている間にインデックス投資からExitするつもりはありません。
人生の最後まで続くインデックス投資の中では、給与などのインカムがあるうちは資産を積み上げ、インカムが減少すれば資産の積立額が減り、インカムがそれ以上に減れば資産を取り崩していく、というのものです。


投資の出口戦略は、投資を自分や家族などの人生の中にどう当てはめるかによるでしょう。インデックス投資に限らず個別株でも債券でもFXでも不動産でも同じです。

不動産投資でも決まった出口戦略なんてものはありません。
短期のキャピタル狙いもあれば、賃貸のインカムを基本にしてある程度価格が上がれば売ってキャピタルを得る人もいるでしょうし、死ぬまでひたすら賃貸収入を目指すかもしれません。歴史ある資産家などはひたすら相続したままで出口戦略など無かったとも言えます。
目標額に達した投資をやめるかもしれませんし、どんどん保有するビルを増やすかもしれません。

「インデックス投資の出口戦略」「不動産投資の出口戦略」と投資対象ごとに出口戦略があるのではなく、出口戦略はその人の投資の位置づけで決まるはずです。


【"インデックス投資"で"老後90歳まで生きる時に年金で足りない分の生活費を確保"したい】

出口戦略にとって重要なのは後者です。前者の投資方法は"チョクハン投信投資"でもいいはずです。



CMAM外国株式、eMAXIS新興国株式を買おう

(プロパガンダの入ったエントリーです)

・CMAM外国株式インデックスe
・eMAXIS新興国株式インデックスファンド


是非ともこの2つのインデックスファンドを買いましょう。

日本株がいい?それなら次のどちらかでしょうか。
 ・CMAM日本株式インデックスe
 ・ニッセイ日経225インデックスファンド



何を言っているの?
「良いファンド(ここではコストが安い)ファンドを買おう」ということです。


何が目的なのか?
良い(コストが安い)ファンドに資金が集まるということを投資信託の販売会社・運用会社に伝え、販売会社・運用会社がコストが安い商品を投入することを促進したい


「こんなファンドいいな できたらいいな 
あんな要求 こんな要求 いっぱいあるけど 
みんなみんなみんな 叶えてくれる 不思議なポッケで叶えてくれる
 新興国に安く投資したいな はい、低コストファンド
あんあんあん とっても大好き 販売会社~」


・・・夢のような話ですが、こんなことにはなりません。
金融機関は身銭を切ってまえ顧客の利益を追求してくれるほどお人よしではありません。
「顧客にとって良い商品を提供すると金融機関も儲かる」というインセンティブを提供しなくては、あんな要求もこんな要求も通りません。

だからこそ、いいファンドが現れたら資金を投じることが要求を通すための力になります。
国政選挙の投票のようなものです。ただ要求「するだけではダメです。その要求を法案として成立させようとする議員がいたら投票しなくてはいけません。「陳情はすれど投票しない」では議員も動いてくれません。


少し主観の入った評価になりますが、先進国株式のCMAM外国株式インデックスeと新興国株式のeMAXIS新興国株式インデックスファンドは同アセットの中では頭一つ抜け出しています。
今は数億円/月の資金流入ですが、これらのファンドに、毎月少なくとも10億円を超す資金が安定して流入するようになれば、金融機関の態度も変わってくるでしょう。資金が出にくい投資家の構造になっているので、数百億円/年を集めれば一気に有力商品になりえます。
そうなれば、他の金融機関がより低コストな商品を出して顧客を獲得しようする刺激になります。

こんなサイクルを起こしたい。


別にCMAM外国株式インデックスeeMAXIS新興国株式インデックスファンドでなくてもいいです。
良いと思うファンドには資金を投じることが、良いファンドが広まりより良くなる原動力になります。



私の著書 - ズボラ投資
「毎月10分のチェックで1000万増やす! 庶民のためのズボラ投資」
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