吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



バンガード

VanguardのETFの信託報酬っていくら? (経費率じゃないよ)

vanguard
バンガード-長期・分散・低コスト- 2016年バンガードETF™・米国籍投信経費率改定のお知らせ
定期的に行われていますが、つい先日もバンガードのETFの経費率改定のお知らせがありました。この中でバンガードの各種ETFの経費率の情報が掲載されています。
経費率=Expense Ratioで、これはバンガードが得る報酬に加えて各種コストが加わったものであり、日本の投資信託などで言われる「実質コスト」に相当します。

経費率(Expense Ratio)はわかったけど、バンガードの取り分(信託報酬)はいくらなの?

さて、トータルのコストは分かりましたが、日本の投資信託の信託報酬に相当するバンガードの取り分はいくらなのでしょうか?
日本では知名度の高いバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)で確認してみます。

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クリスマスと言えばセゾン投信のブロガーズミーティング




12月25日にセゾン投信のブロガーズミーティング(第4回)が開催されました。場所はバンガード・インベストメンツ・ジャパンの会議室でした。

会の内容については同じく参加者の"いい投資"探検日誌 from 新所沢のm@さんがよくまとめていられますので、こちらを確認していただきたい。
いろいろやり取りはあったのですが、以下の4点について所感を書かせていただきます。
    • フィデューシャリー・デューティー/フィデューシャリー宣言って何?
    • 低コストファンド登場により、コスト競争力が失われているのではないか?
    • 日本郵便という巨大企業の資本参加で影響はないのか?
    • マネックス・セゾン・バンガード投資顧問との関係は?

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ひふみ投信281億円、ひふみプラス644億円にみる直販戦略

hihumi


日本でも近年は運用会社が直接投資信託を販売する直接販売形式(直販)を取る運用会社も出てきました。このように直接販売する運用会社や投資信託をチョクハンなどと呼ぶことがあります。

さて、そんなチョクハンの1つにレオス・キャピタルワークスがあり、そのレオス・キャピタルワークスが運用し直接販売している投資信託にひふみ投信があります。ひふみ投信はレオス・キャピタルワークスが直接販売しているので、レオス・キャピタルワークスに口座を開いて購入する必要があります。
ひふみ投信は、その成績などもあり着実に人気を集め、2015年12月21日時点では281億円を集めています。
一方、そのひふみ投信と同じマザーファンドに投資するファンドとしてひふみプラスというファンドもあり、こちらはレオス・キャピタルワークス以外の販売会社で購入できます。

レオス・キャピタルワークス販売会社ページによると現時点(2015年12月21日時点)では以下の証券会社・銀行で取り扱われているようです。
 ・株式会社SBI証券
 ・上光証券株式会社
 ・カブドットコム証券株式会社
 ・マネックス証券株式会社
 ・あかつき証券株式会社
 ・楽天証券株式会社
 ・株式会社ライブスター証券
 ・長野證券株式会社
 ・株式会社但馬銀行
 ・睫攵攘株式会社
 ・株式会社秋田銀行
 ・ソニー銀行株式会社
 ・株式会社福岡銀行
 ・株式会社熊本銀行
 ・株式会社親和銀行
 ・株式会社栃木銀行
 ・株式会社千葉興業銀行
 ・株式会社北海道銀行
 ・株式会社岩手銀行
 ・スルガ銀行株式会社
 ・フィデリティ証券株式会社
 ・株式会社南都銀行

さて、これだけの販売会社で取り扱われているおかげか、後発にもかかわらずひふみプラスの純資産総額は644億円ひふみ投信(281億円)を大きく上回っています。(ひふみプラスの方が金額は上回っているのは知っていましたが、ここまで差があるとは正直思っていませんでした。)
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「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問」登場 - ラップ口座に切り込む

Car

マネックスグループ、クレディセゾン、バンガードの3社が共同してマネックス・セゾン・バンガード投資顧問という会社を設立したことが発表されました。(マネックスグループ株式会社のプレスリリース)

マネックスグループ、クレディセゾン、バンガードはお互いに業務で協力をしていることあり、その3社で手を取り合ったという感じでしょうか。
    • マネックス証券は昔からバンガードのファンドを取り扱っていました(口座管理手数料が不評でしたが…)
    • クレディセゾンはセゾン投信がバンガードのファンドを組み入れてセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを提供しています
    • マネックスとクレディセゾンでは、マネックスセゾンカードというカードがあります

具体的な内容はまだ公表されていませんが、日経新聞の11月30日の記事によるとラップ口座のサービスというところまでは決まっているようです。
他のラップサービスに比べてはるかに安くするが、具体的にはこれから決めたい。対象は一般の個人で、1万円といった投資信託並みの最低投資金額にする。ただし中身もプロから見ても素晴らしい品質にする。結果的に法人顧客も出てくるだろう。販売方法はオンラインに限らず、銀行や他の証券会社を経由しても良い。ただ低コストが阻害されることはあってはならない」
マネックス松本社長「新たな投資家向けサービス作る」 (日経新聞)
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投資信託は直販で安くなるのか

shopping-cart信託報酬が安い投資信託を求めて、運用会社による投資信託の直接販売を求める声があります。
販売会社を通さずに売ることで販売会社に取られる費用(だいたい信託報酬の約半分)が削減されて、最終消費者である投資家に低コストで商品を提供可能になるという話です。家電や食料品など一般の商品でも卸など中間の業者を省くことで、そこで取られるマージンを減らして低価格で商品を提供している場合もあります。

また、投資信託の場合には、直販で低信託報酬の商品を提供している代表的な会社としてアメリカのバンガード (Vanguard)があり、このモデルを意識されての声でもあります。


では、投資信託は直販にすれば安くできるのでしょうか?
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