吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



ハイブリッド預金

楽天証券&楽天銀行の口座連携「マネーブリッジ」サービス

楽天証券&楽天銀行で4/23(土)から口座連携サービス『マネーブリッジ』を提供するとのことです。
楽天証券のお知らせ
楽天証券のプレスリリース
楽天銀行のプレスリリース

主なメリットは楽天証券のお知らせにあるように以下。
(1)優遇金利:投資の待機資金を楽天銀行の普通預金に置いておくだけで、優遇金利が適用されます。
(2)らくらく入金:楽天銀行から楽天証券へのご入金がワンクリックで可能になります。
(3)らくらく出金:楽天証券から楽天銀行への当日出金が可能になります。
(4)残高表示サービス:楽天証券のログイン後画面で、楽天銀行の普通預金残高を自動表示します。
(5)投資あんしんサービス:楽天証券での信用取引等における不足金等の発生や信用保証金維持率の低下に対して自動的にスイーブします。

ネットバンク&ネット証券の口座連携というと、住信SBIネット銀行&SBI証券のハイブリッド預金がありますが、ハイブリッド預金とマネーブリッジには少し違いがあります。
 マネーブリッジハイブリッド預金
銀行口座→証券口座の入金らくらく入金操作で楽天証券の口座へ入金自動連携(操作の必要無し)
証券口座→銀行口座の出金らくらく出金操作で楽天銀行の普通預金口座へ出金自動連携(操作の必要無し)
ATMからの出金普通預金なのでそのままATMから引き出し可能PC等でハイブリッド預金から普通預金への振替操作が必要(SBI証券カードがあればハイブリッド預金から直接出金可能)
金利普通預金への優遇金利上乗せハイブリッド預金専用の金利(普通預金には普通預金用の金利が適用)

銀行⇔証券会社間の連携はSBIのハイブリッド預金、預金としての使い勝手は楽天のマネーブリッジというところです。







住信SBIネット銀行のハイブリッド預金が利上げ

○参考:SBI ハイブリッド預金金利がついに上昇(投信で手堅くlay-up)

上でも取り上げられているように、2011年3月7日付で住信SBIネット銀行の目玉商品であるハイブリッド預金の金利が引き上げられました。0.09%→0.10%です。2010年11月29日に0.08%→0.09%と引き上げられて以来の金利引き上げです。
さすがはSBIグループが野村MRFを排してまで、住信SBIネット銀行で大々的プッシュするだけの商品です。金利上昇局面でも迅速対応です。

「投信で手堅くlay-up」のじゅん@さんの記事中では「預金金利は下がる時だけでなく、上がる時も感度良く上がってくれると助かりますね」とありますが、これはあまり心配しなくていいと思っています。


SBIハイブリッド預金の欠点ははっきりしている』(雄牛と熊と欲豚と)では、ハイブリッド預金は金利上昇局面で置いていかれると書いてあったりするように金利上昇局面で弱いという変なイメージがあるのかもしれませんが、これは違うでしょう。
sbihybrid

上の「雄牛と熊と欲豚と」では、このグラフを見て金利上昇局面でハイブリッド預金は弱いと結論付けられていますが、その読み方には違和感を感じます。0.01%区切りで読むと違う姿が見えてきます。
 ●野村MRF0.055〜0.065%→ハイブリッドは0.08%
 ●野村MRFが0.065〜0.075%の時→ハイブリッドは0.09%

野村MRFが0.01%上がるごとにハイブリッドも0.01%上昇しています。この仮説に従って直近の野村MRFの実績を見てみると・・・2011年3月4日の野村MRFの利回りは0.078%でした。(参考:MRF利回り(金利,利率)比較推移表)
2010年11月26日〜2011年2月25日の間、野村MRFは0.065〜0.075%のゾーンに留まっていました。この時のハイブリッド預金の金利は上の仮説通りに0.09%で固定です。
そして、2011年3月4日に0.078%と野村MRFが0.065〜0.075%のゾーンを飛び出すと、ハイブリッド預金も0.01%金利を上げました。

●2010年11月26日:野村MRFが0.066%と0.055〜0.065%ゾーン突破
 ⇒2010年11月29日:3日後にハイブリッド預金が0.09%へ利上げ
●2011年3月4日:野村MRFが0.078%と0.065〜0.075%ゾーン突破
 ⇒2011年3月7日:3日後にハイブリッド預金が0.10%へ利上げ

今回のハイブリッド預金の利上げは前回の利上げと全く同じ構図です。野村MRFの利回り上昇を受けて3日後に利上げしています。このようにハイブリッド預金は少なくとも今までの値動きを見る限りは金利上昇局面について行っています。

さらにさかのぼった利下げ局面でも全く同じ現象です。
●2009年12月11日:野村MRFが0.094%と0.095〜0.105%ゾーンから陥落
 ⇒2009年12月14日:3日後にハイブリッド預金が0.11%へ利下げ
●2010年1月22日:野村MRFが0.084%と0.085〜0.095%ゾーンから陥落
 ⇒2010年1月25日:3日後にハイブリッド預金が0.10%へ利下げ
●2010年3月12日:野村MRFが0.074%と0.075〜0.085%ゾーンから陥落
 ⇒2010年3月15日:3日後にハイブリッド預金が0.09%へ利下げ

昔のキャンペーンなどをやっていたりして金利感応度が低い時代は少し事情が違いますが、今のハイブリッド預金はベンチマーク(野村MRF)を0.0x%単位として±0.005%のゾーンを設けており、そこへある程度の金利を上乗せした金利となっています。
この上乗せ金利も野村MRFの金利水準によって異なるようで、今の水準だと0.02%の上乗せで、もう少し金利水準が高いときは0.03%の上乗せ。ということでしょう。

いずれにしても、これまでのルールが続くとならば野村MRF+αが金利になりそうです。



FX資金をハイブリッド預金に回収。が、金利が低下中・・・

2月:ヒロセ通商
3月:MJ / パンタレイ

この2ヶ月の入金キャンペーンで使用した資金を銀行口座に回収しました。
今月は、このような入金キャンペーンは見当たらないので、この資金は住信SBI銀行のハイブリッド預金で寝かせることになりそうです。


しかし、そのハイブリッド預金の金利が4月8日時点で0.26%と順調に右肩下がりになっています。
    ・SBI ハイブリッド預金金利改定履歴
特に3月2日からは毎週0.01%ずつ下がっています。
ハイブリッド預金のベンチマークとなるMRFの利回りを見ても、12社のMRF平均が2008年12月から2009年4月3日まで15週連続で下がっているようですから、仕方ないことかもしれません。
   ・参考:MRF利回り(金利)比較推移表

来週の4月13日には0.25%にまで下がるのでしょうか?



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