吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



ニューリッチへの道

午堂登紀雄氏のプロフィール (おまけ)

(本題とは直接関係ありませんが、その意図を探るには役に立つかもしれないと思えたので簡単に紹介)

「インデックス投資だけでは勝てない」と断言する
午堂登紀雄氏は自分を批判されてムカつき、反発しないと自尊心が保てなかった

等で紹介させていただいている午堂氏。オフィシャルサイトにあるプロフィールがキラリと光ります。

Godo_profile


「1971年 岡山県生まれ。米国公認会計士。」…って生まれた0歳の時点で米国公認会計士!?

炎上マーケティングとも思いつつ、このような書き方を見るとどうも天然なのかもしれないとも思えてきます。よく分かりません。
いずれにしても、これをもって、よほど香ばしいネタが無い限り、午堂氏のネタはしばらく書かない予定です。







海外で買えば年利30%なのに日本で買うと数%になる金融商品

先のエントリーで紹介したAll Aboutのニューリッチの道です。
2012年3月7日の「金持ちになるには世界の金融商品に目を向けよう!」という記事も大変興味深い。

タイトルのように、結論は「日本で儲からない金融商品など買っていないで海外のオフショアファンドを直接買いましょう」という記事です。

そんな結論は置いといて、大変興味深いのは最初の1段落。
世界を見渡すと、たとえばオフショア(税金が優遇されている地域)で販売されるファンド(ヘッジファンド)などは、年利回り20%や30%といった商品がゴロゴロ見られます。そしてオフショアで販売されているファンドを日本の金融機関が販売しているケースが散見されます。しかし、オフショアの証券会社から直接買えば年利30%が達成できるのに、日本で買うとなぜ数%にしかならないのでしょうか?

2つの点で注目に値しました。

(1)海外では年利30%を達成できるファンドがある
何と年利30%を達成できるファンドがあるそうです。
注目なのは「年利30%が達成"できた"」ではなく「年利30%が達成"できる"」という点です。年利20%や30%といった商品がゴロゴロあるなら、その1つだけでも教えてほしいものです。

(2)海外で30%が日本では数%になってしまった商品
年利30%が数%にまで低下するということは年20%強が何らかのコストとして消えているということです。
オフショアファンドの世界は全く詳しくありませんが、大変興味深い。アブラハム・プライベートバンクのような会社もありますが、彼らがそんなに中抜きしているというのか。
是非とも詳細を知りたいものです。



「インデックス投資だけでは勝てない」と断言する

「インデックス投資だけでは勝てない」と私は断言する (All About/ニューリッチへの道)

(確かブログ村の投資信託カテゴリーのブログ記事で知ったのですが、)All Aboutに面白い記事がありました。
 ※追記: ↑のブログ記事は「ブンさんの趣味ブログ」でした

上げ相場でしか利益を出すことができず、下げ相場では指をくわえて眺めることしかできないからです。たとえば私が実践している株の信用取引、日経225先物、 FX、CX、CFDなどでは、上げ相場でも下げ相場でも利益を狙うことができます。しかし投信では、上昇という一方向でしか儲からない。しかも、資産が増える・減るに関係なく手数料は差し引かれていきます。現在のような見通し不透明の乱高下する相場環境で、こんな硬直的な商品は投資家にとっては不利以外の何者でもありません。

依然として、この手の胡散臭い批判論を振りかざす人がいることも面白い。
上げ相場でも下げ相場でも損失になるかもしれない投資方法が有利とは言えないでしょう。上げ相場でも下げ相場でも損失が出かねない不安定な商品を「上げ相場でも下げ相場でも利益を狙うことができる」というのは詐欺師的な語り口に聞こえます。


結局、「自分で相場のことを考えなくてもいい」「人まかせにしていればラク」という安直な発想でインデックス投資をしているような人は、金融機関のカモになるだけです。楽して儲けたいという欲望こそが、人々を投資に走らせ、FPや投資アドバイザーはもとより、詐欺集団のカモになるのです。

「自分だけがタイミングを見計らって他人を出し抜き相場の上げ下げを読んで儲けることができると思いあがる自惚れこそが、人々を投資に走らせ、FPや投資アドバイザーはもとより、詐欺集団のカモになるのです。」とでも言いましょうか。


ぜひ「インデックス投資でこれだけ儲かりました」という実績ベースの反論をお待ちしています。

日本ではインデックス投資の歴史は浅いので、インデックス投資の歴史が長いアメリカでボーグル/マルキール/エリス氏あたりにでも聞いてみることを推奨したい。

※次回も、この「ニューリッチへの道」関連ネタの予定です。



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