吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



テクニカル分析

テクニカル分析活用派は結構多い? - 米国集中OK,新興国株不要,日本株ダメなどの話から

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私は投資関係の人のTweetやブログを見ることが多いということもありますが,ここ最近Twitterや投資ブログなどで米国株式OK,新興国株式は不要,日本株はダメなどという主張を見かけます(日本株ダメはここ最近に限らないか)。

それぞれの主張がどれが良い投資成績を生むかというのはわからないのですが,この手の主張は大抵チャート分析で行われているということに興味を持ちました。続きを読む







テクニカル分析の「だまし」という用語に感じる違和感

「そういう用語になっているのだから」という話ですが、テクニカル分析でサインが示す方向と異なった方向に動いた時に使う「だまし」という言葉に違和感を感じます。

「だまし」を国語辞典(goo辞書)で引いてみます。
1 だますこと。欺くこと。「―の手口」「子供―」
2 だます人。欺く人。かたり。

このようにありました。「だますこと」と書いてあるので、ついでにだますも同じく調べてみると次のようにありました。
1 うそを言って、本当でないことを本当であると思い込ませる。あざむく。たぶらかす。「人を―・して金を取る」「まんまと―・される」
2 他のことに気をまぎれさせて落ち着かせる。機嫌をとってなだめる。「子供を―・して寝かせる」
3 機械などの調子をみて手加減しながらなんとか作動させる。「旧式の機械を―・し―・し使う」

さて、チャートのテクニカル分析で用いるサインの「だまし」はどういう意味に当てはまるでしょうか。
機嫌をとってなだめること、手加減しながら何とか作動させることではないですね。

「1 うそを言って、本当でないことを本当であると思い込ませる。」しかないでしょう。

そうするとテクニカル分析の「だまし」は「誰かが嘘を言って本当でないことを信じさせようとした」というニュアンスを含みます。
誰が嘘を言ってだまそうとしたのでしょうか?テクニカル分析で使ったサインが嘘を言ったのでしょうか?そんなことはありません。

テクニカル分析で現実のと違う方向に動くというサインが出る条件設定をしたのは分析者自身です。テクニカル分析者が自分の根拠からチャートの行き先を予測したに過ぎません。誰かが分析者を騙したのではなく、勝手に間違えたのです。誰も分析者を騙していません。
大手証券会社の営業が、ノックイン条件のリスクを余り伝えずにリスクが低いように勘違いさせようとしたのとは違います。ここに強い違和感を感じています。

「だまし」というような用語は、テクニカル分析の分析者が悪いのではなく、"誰か"に騙されたのであって、騙す何かが悪いと責任転嫁したいように思えてしまいます。

テクニカル分析を使っている人が悪いというのではありません。定義の問題なのかもしれません。
しかし、「サインにだまされた」かのように言う人が一部にいることが気になります。だまされたのではなく、自分の思惑が外れただけです。

Googleなどで調べてみる限りは"False"という用語で説明されていることが多いようですが、「だまし」の英語はFalseでいいのでしょうか?
これならばストンと納得できます。Falseには必ずしも誰かが嘘をついてだますのようなニュアンスが含まれるわけではありません。

「だまし」という用語でいいのでしょうか・・・



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