
興味がない方は読み飛ばしてください。
「相関関係ありと言えるのは相関係数が-1か1の時だけ!!」 by 東猴史紘氏でのKapokさんへのコメントが長くなるので、本文にしました。
r=0.99ならば「相関関係あり」と言うべきだと、例を示して説明されているようですが、それも誤りです。誰がr=0.99なら相関関係ありだと書いていますでしょうか。
私が先の「相関関係ありと言えるのは相関係数が-1か1の時だけ!!」 by 東猴史紘氏内で主張したのは下記の通りです。
以下は相関係数が0.99の散布図ですが、寄与率=0.99x0.99=0.98ですので、東猴氏はこのグラフは「相関がある」とは言わないそうです。
データの恣意性やサンプルサイズの問題ではなく、このグラフでも「相関がある」とは言えないってのはもはや統計学じゃなくてどこぞの怪しい宗教ですよ。
結論部を繰り返すと、以下は相関係数が0.99の散布図ですが、寄与率=0.99x0.99=0.98ですので、東猴氏はこのグラフは「相関がある」とは言わないそうです。
さらに大事なポイントを繰り返すと東猴氏はこのグラフは「相関がある」とは言わないそうです。
あくまで例示した散布図を「相関がある」と評価するかの話をしているだけです。そして、東猴氏の統計学だとr≠1なので"相関関係がある"とは言わないが、私はこの散布図なら統計的に「相関関係あり」と判定すべきだろうという話です。
「r=0.99ならば「相関関係あり」と言うべきだと、例を示して説明されているようですが」は明確に誤りです。
曲解はせずに、読み取った通りに (中略) と表現した上で、問題点を指摘してみるのが論理的で良いのではないでしょうか?
このエントリーは引用先のものを曲解した上で否定しているため、気になったのでコメントしてみた次第です。私に向けてこのような貴重なご意見を書いていただきましたが、Kapokさんは私の主張を曲解されていませんか?
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