株式と債券、共に伝統的資産とも呼ばれており投資の王道です。(これにもう一つ足すとすれば不動産でしょうか)
一般的に株式と債券では、株式がハイリスク(・ハイリターン)、債券がローリスク(・ローリターン)と言われます。
実際、日本の代表的な株式インデックスであるTOPIXと債券インデックスであるNOMURA-BPI総合(に連動する投資信託)の動きを確認すると株式の方が値動きが大きくなっています。他の国を見ても通常は株式の方が値動きが大きくなっています。
そこで「株式はハイリスクなので、ローリスクな債券を組み入れてリスクを下げる」というポートフォリオの話も出てきます。
この考え方は正しいと思うのですが、少し視点を変えて見てみたい。
平穏な中では暴落と呼べるような相場の変動があっても債券はローリスクであり、資産が傷つくのを守っています。
では、平穏な状況とは言えないような非常に大変な事態が起こった場合にはどうでしょうか。
以前も紹介した『Global Investment Returns Yearbook 2014』のグラフを再度掲載します。
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