吊られた男の投資ブログ (インデックス投資)

投資信託を使った低コストインデックス投資/パッシブ投資(バイ&ホールドの国際分散投資)で資産形成を行っている一般サラリーマンの吊られた男が、主に投資やお金のことについて語るブログ。時々、投資やお金以外の話もします。



イギリス

イギリスの国民投票でEU離脱派が勝利。どうなるプレミアリーグ

euro
EU Flagga / mpd01605

注目されていたイギリスのEU離脱の国民投票が行われました。イギリスから遥か遠く離れた極東の島国である日本でも、大勢が決していると思われている自国の国政選挙より注目されていたかもしれません。
結果は、離脱派の勝利の終わりました。

英、EU離脱を選択 欧州分裂、世界に打撃 (日経新聞)
 【ロンドン=小滝麻理子】英国の欧州連合(EU、総合2面きょうのことば)からの離脱の是非を問う国民投票は24日、開票の結果、離脱支持が全体の過半数の51.9%を占め、離脱が決まった。

この後の流れとしては、イギリスが欧州理事会 (European Council / EC) へ離脱の意向を伝え、EC内での協議の結果離脱となります。EUの条約によると離脱に関する交渉期間は2年間。2年間で交渉が終わるのかという疑問もありますが、満場一致という条件付きで期間は延長できるようです。

さて、現時点では離脱の方針になっただけですが、実際に離脱となったらどんな問題が起こるのでしょう。

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預金とインフレ率のデータ (イギリス&アメリカ)

「預金はインフレに強いのか」というテーマで2つほどブログに書き(インフレ対策にリスクを取った投資は不要続・インフレ対策にリスクを取った投資は不要)、いろいろコメントももらったので、少しデータをまとめてみました。
日本は以前のインフレ対策に普通or定期預金!!でも紹介したDiamond Onlineの下図で言及しているので、今回はイギリスとアメリカのデータです。
interestrate_cpi_japan



Interest_cpi

・預金金利は財政金融統計月報にあるものを使いました (財政金融統計月報の預金金利のソースはIMFのInternational Financial Statistics)
・イギリスは1999年以降の預金金利データが無かったので、短期貸出金利で代用しています (参考としてアメリカの預金金利と短期貸出金利を並べています)
・インフレ率はIMFのWorld Economic Outlook


イギリスは1990,2009,2010年以外の24年は預金金利がインフレ率を上回っています。
アメリカは2002年以降にインフレ率が頑張っており、預金の21勝6敗。預金がインフレに負けた時の最大の差は2010年のイギリスの2.90%差です。

実際には税金等もかかりますが、これを見る限り、預金は「大抵においてはインフレ率に勝ち」、「インフレ率に負けても大きくは負けない」と購買力を守るだけなら有力な商品と言えそうです。

昨今の景気低迷のように景気減速が予測されてインフレ率が低くなっている時こそ、中央銀行の低金利政策によって金利がインフレ率を下回ることが結構あるようです。
インフレ率が高くなってきた時には金利がインフレ率を上回りがちな傾向があります。


株式などは期待リターンこそ預金より上ですが、インフレ率との勝ち負けをやると大きく負ける時も多々あります。
不動産やゴールドなど実物資産も然りです。



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