ポートフォリオ
さて、2012年も終了しました。
そこで、2012年末時点のポートフォリオの確認をしてみます。(※投資した資金のみ)
日本株式・先進国株式・新興国株式の3部構成メインで、少しだけ債券という構図は変わりありません。
比率は大雑把には以下のような感じで、日本株のウェイトが30%超と少し増えすぎた感じがあります。
・日本株:3
・先進国株:4
・新興国:3
ファンドの内訳は以下の通り。
【日本株式】
●ニッセイ日経225インデックスファンド ←追加購入対象ファンド
【先進国株式】
●SMTグローバル株式インデックス・オープン ←追加購入対象ファンド
【新興国株式】
●野村インデックスファンド・新興国株式 ←追加購入対象ファンド
●eMAXIS新興国株式インデックス
●Lyxorインド ETF
●NEXT FUNDSインド株式指数S&P CNX Nifty
●上場インデックスファンドS&P CNX Nifty先物(インド株式)
【先進国債券】
●PRU海外債券マーケットパフォーマー
【バランスファンド】
●セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
管理口座及び投資商品の集約化を目指したいで口座/ファンドの整理を掲げましたが、2013年の目標ですね。
※参考:2011年7月末のポートフォリオ
そこで、2012年末時点のポートフォリオの確認をしてみます。(※投資した資金のみ)
日本株式・先進国株式・新興国株式の3部構成メインで、少しだけ債券という構図は変わりありません。
比率は大雑把には以下のような感じで、日本株のウェイトが30%超と少し増えすぎた感じがあります。
・日本株:3
・先進国株:4
・新興国:3
ファンドの内訳は以下の通り。
【日本株式】
●ニッセイ日経225インデックスファンド ←追加購入対象ファンド
【先進国株式】
●SMTグローバル株式インデックス・オープン ←追加購入対象ファンド
【新興国株式】
●野村インデックスファンド・新興国株式 ←追加購入対象ファンド
●eMAXIS新興国株式インデックス
●Lyxorインド ETF
●NEXT FUNDSインド株式指数S&P CNX Nifty
●上場インデックスファンドS&P CNX Nifty先物(インド株式)
【先進国債券】
●PRU海外債券マーケットパフォーマー
【バランスファンド】
●セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
管理口座及び投資商品の集約化を目指したいで口座/ファンドの整理を掲げましたが、2013年の目標ですね。
※参考:2011年7月末のポートフォリオ
ものすごく久しぶりのポートフォリオ公開(チェック)です。
前回は2010年3月末でしたので1年4か月も経過していました。
※前回のポートフォリオ紹介記事はこちら
比較できるように今回分(2011年7月末)と前回分(2010年3月末)の両方のグラフを並べてみます。
(1)日本株
(2)先進国株
(3)新興国株
(4)国内債券
(5)先進国債券
一般的な上記のような分類でみると、債券が全体で5%→2%へと減って、日本株が23%→28%と増えた点が特徴的です。
ただし、私独自のインドを切り出す分類で見ると、インドの比率が21%→11%と約半減しています。この1年4か月の間にインド個別では追加投資せず、eMAXIS新興国株式の中に含まれている分だけだったため、このように大きく比率を下げています。
インド比率が低下し続けていますので、そろそろインド個別ETFの追加投資をしてもいい時期のようです。
※上記ポートフォリオに含めていない確定拠出年金と保険は先進国株、社員持株会はアメリカ株となっているので、実際はもう少しだけ先進国株比率が上がります。
前回は2010年3月末でしたので1年4か月も経過していました。
※前回のポートフォリオ紹介記事はこちら
比較できるように今回分(2011年7月末)と前回分(2010年3月末)の両方のグラフを並べてみます。
(1)日本株
(2)先進国株
(3)新興国株
(4)国内債券
(5)先進国債券
一般的な上記のような分類でみると、債券が全体で5%→2%へと減って、日本株が23%→28%と増えた点が特徴的です。
ただし、私独自のインドを切り出す分類で見ると、インドの比率が21%→11%と約半減しています。この1年4か月の間にインド個別では追加投資せず、eMAXIS新興国株式の中に含まれている分だけだったため、このように大きく比率を下げています。
インド比率が低下し続けていますので、そろそろインド個別ETFの追加投資をしてもいい時期のようです。
※上記ポートフォリオに含めていない確定拠出年金と保険は先進国株、社員持株会はアメリカ株となっているので、実際はもう少しだけ先進国株比率が上がります。
生活防衛資金(投資にまわさずに預貯金など元本確保&流動性に優れた商品で保有しておくべき金融資産)についてはいろいろな意見があります。このお金は日常生活で何かあった時にその生活を維持できるようにするための資金という位置づけです。
この生活防衛資金は・・・
金額が少ない意見だと数十万や生活費3か月分などという意見があります。金額が多い意見だと、生活費2年分という意見があります。(以前のエントリーでは長いと1年と書きましたが、2年くらいまでは主流ですね。)
生活防衛資金はどう考えるべきでしょうか?
以前書いたように簡易的な指標を使うのもありでしょうが、本気で考える人に対してはいきなり金額を決めるやり方はあまり推奨しません。かわりに推奨したいのは、生活防衛資金も投資資金と一緒のポートフォリオにしてみた時のリスクを考えることです。
具体例で考えて見ます。
3000万円の資金を持ち、月の生活費を40万円(≒年500万円)の世帯があるとします。
●パターンA
生活防衛資金100万円(生活費2.5か月分)
投資資金2900万円(国内株式20%、先進国株式10%、国内債券50%、外国債券20%)
●パターンB
生活防衛資金1000万円(生活費約2年分)
投資資金2000万円(国内株式20%、先進国株式30%、新興国株式50%)
どちらの方が、日常生活に何かあったときに生活を支えるお金を捻出できるでしょうか?
金融危機で投資資産が目減りして会社もクビになった時、どちらの方が生活を支えられるでしょうか?
生活防衛資金だけ見るとパターンBですが、総資産で見るとどうでしょう。
2008年からの金融危機が発生すればパターンBでは元本の2000万円は最大で半分以上目減りします。投資資産が-60%とすると投資資金は800万円になります。その結果、パターンBでは総資産が1800万円になります。
一方の、パターンAはどうなるでしょう?1450万円を投じている国内債券はほぼ元本確保です。投資資金残りの半分の最大損失はパターンBほど高くなく50%程度でしょうか?そうすると生活防衛資金と合わせて2300万円弱になります。
生活防衛資金が少ないパターンAの方が、パターンBより危機時に保有資産が多いということになります。
この簡単なシミュレーションから言えることは、生活防衛資金の多い少ないだけでは生活防衛は語れないということです。本当に「必要な金額を確保したい」という観点で考えると、ポートフォリオ全体で考えた時にいくらの資金を確保できるかを考える必要があります。
"投資"と一言で言ってもリスクは様々です。パターンAのようにリスクの少ない投資をしている場合は生活防衛資金は少なくても、いざという時に資金を捻出できます。一方、生活防衛資金がある程度あっても投資資金がハイリスクすぎると全体で確保できる金額は意外と小さくなることもあります。
生活防衛資金を考える時は、生活防衛資金も投資資金と一緒のひとつのポートフォリオをしてみた時のリスクを考え、全体として何かあった時にいくら確保しておきたいかを考えるべきでしょう。
投資のことをよく分かっていない人に勧めるにはまずは分かりやすく「生活費●か月分」「●万円」のように簡易で教えてもいいかと思いますが、ある程度分かってきたらこういう考え方をしてもいいのではないでしょうか?
この生活防衛資金は・・・
金額が少ない意見だと数十万や生活費3か月分などという意見があります。金額が多い意見だと、生活費2年分という意見があります。(以前のエントリーでは長いと1年と書きましたが、2年くらいまでは主流ですね。)
生活防衛資金はどう考えるべきでしょうか?
以前書いたように簡易的な指標を使うのもありでしょうが、本気で考える人に対してはいきなり金額を決めるやり方はあまり推奨しません。かわりに推奨したいのは、生活防衛資金も投資資金と一緒のポートフォリオにしてみた時のリスクを考えることです。
具体例で考えて見ます。
3000万円の資金を持ち、月の生活費を40万円(≒年500万円)の世帯があるとします。
●パターンA
生活防衛資金100万円(生活費2.5か月分)
投資資金2900万円(国内株式20%、先進国株式10%、国内債券50%、外国債券20%)
●パターンB
生活防衛資金1000万円(生活費約2年分)
投資資金2000万円(国内株式20%、先進国株式30%、新興国株式50%)
どちらの方が、日常生活に何かあったときに生活を支えるお金を捻出できるでしょうか?
金融危機で投資資産が目減りして会社もクビになった時、どちらの方が生活を支えられるでしょうか?
生活防衛資金だけ見るとパターンBですが、総資産で見るとどうでしょう。
2008年からの金融危機が発生すればパターンBでは元本の2000万円は最大で半分以上目減りします。投資資産が-60%とすると投資資金は800万円になります。その結果、パターンBでは総資産が1800万円になります。
一方の、パターンAはどうなるでしょう?1450万円を投じている国内債券はほぼ元本確保です。投資資金残りの半分の最大損失はパターンBほど高くなく50%程度でしょうか?そうすると生活防衛資金と合わせて2300万円弱になります。
生活防衛資金が少ないパターンAの方が、パターンBより危機時に保有資産が多いということになります。
この簡単なシミュレーションから言えることは、生活防衛資金の多い少ないだけでは生活防衛は語れないということです。本当に「必要な金額を確保したい」という観点で考えると、ポートフォリオ全体で考えた時にいくらの資金を確保できるかを考える必要があります。
"投資"と一言で言ってもリスクは様々です。パターンAのようにリスクの少ない投資をしている場合は生活防衛資金は少なくても、いざという時に資金を捻出できます。一方、生活防衛資金がある程度あっても投資資金がハイリスクすぎると全体で確保できる金額は意外と小さくなることもあります。
生活防衛資金を考える時は、生活防衛資金も投資資金と一緒のひとつのポートフォリオをしてみた時のリスクを考え、全体として何かあった時にいくら確保しておきたいかを考えるべきでしょう。
投資のことをよく分かっていない人に勧めるにはまずは分かりやすく「生活費●か月分」「●万円」のように簡易で教えてもいいかと思いますが、ある程度分かってきたらこういう考え方をしてもいいのではないでしょうか?
2010年3月末のポートフォリオです。
ちなみに2009年6月時点のポートフォリオは下記。
主な投資対象は日本株、先進国株式、新興国株式ですが、この区切りではあまり大きな変化はありません。
変化としては新興国株内の割合で、インドの比率が下がっています。これは新興国株式の追加投資をSTAM新興国株式、eMAXIS新興国株式とMSCI Emergingに連動するインデックスファンドを使っていることが大きな原因です。一般的にはインド比率が高いとは思いますが、吊られた男としてはこのくらい(新興国株式内の5〜6割)がいい感じだと思っています。
なお、債券比率は低いのですが、これは定期預金などが債券替わりのアセットとも考えているので、あまり高くするつもりはありません。
ちなみに2009年6月時点のポートフォリオは下記。
主な投資対象は日本株、先進国株式、新興国株式ですが、この区切りではあまり大きな変化はありません。
変化としては新興国株内の割合で、インドの比率が下がっています。これは新興国株式の追加投資をSTAM新興国株式、eMAXIS新興国株式とMSCI Emergingに連動するインデックスファンドを使っていることが大きな原因です。一般的にはインド比率が高いとは思いますが、吊られた男としてはこのくらい(新興国株式内の5〜6割)がいい感じだと思っています。
なお、債券比率は低いのですが、これは定期預金などが債券替わりのアセットとも考えているので、あまり高くするつもりはありません。
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