他ブログでも既に取り上げられていますが、STAMから以下の新興国の株式と債券のインデックスファンドが登場です。(設定日は12月15日)

◆STAM 新興国株式インデックス・オープン
  ・信託報酬: 0.8715%
  ・信託財産留保額: 0.3%
◆STAM 新興国債券インデックス・オープン
  ・信託報酬: 0.7560%
  ・信託財産留保額: 0.3%


年金積立シリーズの同じアセットの【年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式】【年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券】とラインナップがかぶるところですが、STAMの方が信託報酬が安くなっています。


そこで、気になるのは以下の2点。

(1)実質的なコスト
0.8715%という表面上の信託報酬ならEEMとほぼ互角です。しかし、投資家にとって大事なのは実質のコスト!!
STAMシリーズのSTAMが国内株式などを設定した時にマザーファンドが既に存在していたアセットでは信託報酬以外のコストは低かった。
しかし、マザーファンドが無かったREITでは信託報酬以外のコストがそれなりにかかっていました。
これはREITだからなのか、規模のメリットを享受できる巨大なマザーファンドが無かったからなのかは分かりませんが、気になるポイントです。


(2)販売手数料
年金積立シリーズは1.05%ですが、投資家として期待してしまうのはノーロード。ここでSTAMがノーロードとなると年金積立を買う人はいなくなってしまいそうですが、各証券会社がどうしてくるか?あくまで1.05%を取りに来るのだろうか!?


ノーロードで実質コストも低ければかなり強力で、VWOに乗り換えることさえ面倒くさくなりそうです。




STAMインデックスファンドシリーズまとめ
ファンド信託報酬信託財産留保額
TOPIX0.483%0.05%
グローバル株式0.777%0.05%
国内債券0.462%0.05%
グローバル債券0.672%0.05%
J-REIT0.6720%0.05%
グローバルREIT0.861%0.05%
新興国株式0.8715%0.3%
新興国債券0.7560%0.3%

新興国株式と新興国債券については未定ですが、他はノーロード。コスト面で見ると、2008年時点ではグローバル債券を除いては最強シリーズですかね。
 ※海外債券では、三菱UFJ 世界国債インデックス
   ファンド(年1回決算型)が信託報酬0.63%で最安



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@吊られた男


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