投資をしている人の間では、ジョージ・ソロス氏が「米ドルは売り。中国は買い」と言っていたのは有名かと思います。
でも、日経ビジネス2008年11月17日号によるとこれは見当違いだったと言っていたようです。
あっさり、自分の判断は見当違いだったと言っていたんですね。ジョージ・ソロスも所詮は人間で、ただのポジショントークだったか・・・と思う反面、あれほど強気で主張していた自分の意見の誤りをはっきりと認めるあたりに彼の大物さを感じさせもします。
そして、中国の見通しについてもチャンスであるという見方は継続していますが、以前ほど全力推奨ではなく、方向性を間違えれば危ういとの見方を示しているようです。


でも、日経ビジネス2008年11月17日号によるとこれは見当違いだったと言っていたようです。
ジョージ・ソロス氏が語る金融危機の処方箋
市場原理主義に規制を
10月21日、ジョージ・ソロス氏はニューヨークの7番街にある彼のファンド運用会社のオフィスで、財経誌のインタビューに応じた。投資業界の大物にして、慈善家、社会活動家でもある彼は、今年出版した著書で「米ドル資産は売りだた、中国、インド、湾岸産油国の株式及び米ドル以外の通貨は買いだ」と述べた。これについてソロス氏は今回、「あれは見当違いだった」と率直に認めた。
問 今年出版した著書の中で、「米国や欧州の株式、米国の10年物国債、米ドルは売りだが、中国、インド、湾岸産油国の株式や米ドル以外の通貨は買いだ」と述べている。世の中があなたの考えにしたがえば、大量の資金が中国に流入し、資産バブルが再び膨れ上がることにならないか。
答 あれは私の大きな見当違いだった。これらの新興国市場は米国の金融危機の影響を免れるだろうと考えていたが、現実には米国以上に暴落したところもある。このミスにより、私自身も損失を出してしまった。
あっさり、自分の判断は見当違いだったと言っていたんですね。ジョージ・ソロスも所詮は人間で、ただのポジショントークだったか・・・と思う反面、あれほど強気で主張していた自分の意見の誤りをはっきりと認めるあたりに彼の大物さを感じさせもします。
中国はグローバル化の受益者であり、今回の危機に対処るする余力がまだ十分あるとみている。それは、中国が管理監督のシステムをさらに整備するための絶好の機会だ。中国はグローバル経済の中で既に重要な役割を果たしている。だが、その地位を安定させるためには、何よりもほかの国々の信認を得ることが先決だ。
米国は、自分が世界をリードできると思い込むという間違いを犯した。中国も、自分の役割が世界の国々から認められない限り、国際社会のリーダーを担うことはできない。ほかの国々は、中国を大いに恐れるようになってきている。その恐怖感を裏打ちするような行動をとれば、軋轢が生じ、中国にとって不利になるだろう。
そして、中国の見通しについてもチャンスであるという見方は継続していますが、以前ほど全力推奨ではなく、方向性を間違えれば危ういとの見方を示しているようです。
@吊られた男
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