クリード<8888.T>運用子会社への行政処分を勧告、REITの物件取得で不備=証券監視委(ロイター)
『親会社の物件を賃料未収期間を考慮せずに取得させる』というのは、ずっと言われている、自社利益のために不良資産をREITに押し込んで投資家に払わせるという手口ですね。株式ファンドなどでは証券会社の不良資産の押し付けなどは減っているようですが、まだまだ未成熟なREIT業界ではこういうことはあるということか・・・
FXもそうですが、伝統的な株や債券以外に一般投資家が投資できる商品が増えてきています。ただ、FXやREITにしても未成熟業界ではしばらくはこのような問題は出てきてもおかしくないでしょうね。
このようなさまざまなトラブルを乗り越えて将来的には安心して投資できる対象になってほしいものです。


証券取引等監視委員会は14日、クリード(8888.T: 株価, ニュース, レポート)の運用子会社を検査した結果、不動産ファンド(REIT)のクリード・オフィス投資法人8983.Tの物件取得で不備が見つかり、同子会社に行政処分を出すよう金融庁に勧告したと発表した。
勧告対象になった運用子会社は、クリード・リート・アドバイザーズ。同社が投資助言をしているREITであるクリード・オフィス投資法人が上場する際に組み入れた物件のひとつにアスベストを使用している物件があった。同社の社内の投資ルールでは、アスベスト使用の物件をREITに組み入れることを原則として禁じていたが、物件を取得する際の資産査定を怠ったため、購入後になってアスベストの補修工事を行うことになった。この結果、投資家から預かったREITの資金から約1億5000万円を支出した。
また、同REITに組み込まれた別の物件には、増改築工事で賃料収入が入らない期間があったが、クリード・リート・アドバイザーズは、この物件を取得する際に賃料未収期間を考慮しない高い価格で購入した。
証券監視委は、REITに組み込まれた2物件について、クリード・リート・アドバイザーズが投資家の利益に反する高い価格で購入しており、法令で定める善管注意義務に違反すると判断した。証券監視委では、親会社のクリードからの取得物件であったため同社が十分な資産査定を行わずにREITに組み入れたとみている。
クリード・リート・アドバイザーズは同日、取得物件の鑑定評価の透明性などの対応策をとったとし、追加の改善策と再発防止策を講じていくとの方針を発表した。
『親会社の物件を賃料未収期間を考慮せずに取得させる』というのは、ずっと言われている、自社利益のために不良資産をREITに押し込んで投資家に払わせるという手口ですね。株式ファンドなどでは証券会社の不良資産の押し付けなどは減っているようですが、まだまだ未成熟なREIT業界ではこういうことはあるということか・・・
FXもそうですが、伝統的な株や債券以外に一般投資家が投資できる商品が増えてきています。ただ、FXやREITにしても未成熟業界ではしばらくはこのような問題は出てきてもおかしくないでしょうね。
このようなさまざまなトラブルを乗り越えて将来的には安心して投資できる対象になってほしいものです。
@吊られた男
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米国REITと違って色んな関係会社が入り込んで本来投資家が得られるリターンを減らしている指摘も有るようです。
昔は生保が所有していた地方物件をREITに売却する等して、生保のビル名を変える事をやっていました。
FXの場合は昔ほどトラブルは無くなった物の、レバレッジが高いと相場が急変すると本来ロスカットすべき水準よりも更に下落した状態でロスカットされて追証の可能性も有るなど、個人レベルでは非常に難しい金融商品で有る事には変わりが無いように思えます。
最近は高金利通貨の大暴落でレバレッジ1倍でも大きな損失になっている人が多い事実も有り、FX業者はこの点の説明の必要性が有ると思います。
J−REITでもFXでも、時間が結果的に問題を解決してくれると私は見ています。
例えば、為替の場合は10年以上の経験が有る人ならば今回の高金利通貨大暴落はそれほど珍しい物では無く、それほど難しい事は無い筈ですし、J−REITも法的な強化をしてくる可能性も有ると思います。