ちょっと知らないことがあったのでメモメモ。

11月9日号 「金融危機下の金投資」連動記事 金相場の材料は多面的に〜バークレイズ・キャピタル(日経ヴェリタスonline)

 ――中期的にはドルやインフレなどが影響を与えるのでしょうか。

 インフレと金の関係をみると、1970〜80年代には関係が強かった。この間に金を買っていれば、インフレヘッジとして機能したが、90年代はインフレ率に見合うだけの金相場の上昇はみられなかった。それだけ両者の関係が弱くなったとみている。一方で、ドルと金の逆相関関係は今でも強い。足元ではドルが強含む場面もあるが、歴史的には今なお安い。ドルの弱さが金を下支えしているといえる。

 ただ、ドルと金の関係だけでは説明できない面もある。通貨全般に対するヘッジ、金融市場の混乱に対するヘッジなどの理由も金を買う理由になっているからだ。上場投資信託(ETF)が登場したことで、個人投資家の金への投資手段が増えた。株式市場から金市場への資金のシフトなど新しい流れが生まれており、多面的にみる必要が高まっている。

金とインフレの相関関係は・・・確かにスキ・クーパー氏
が言われているように微妙ですよね。

 ――鉱山会社のヘッジ売りの解消がこの数年は注目されていました。

 鉱山会社はコストと収益を固定するために先物市場で数年先の分まで売りポジションを持っていた。しかし、この数年の価格上昇で含み損が膨らみ、売りポジションの買い戻しを迫られていた。この買い戻しが金相場を下支えする要因となってきた。

 最近は鉱山会社による買い戻しが減っている。10年前には全体で3000トン以上の売りポジションがあったが、直近では580トン強まで減った。(新たな売りヘッジが増えていない現状では)買い戻しが今後は減る可能性が高い。そうなれば、長期的には金価格を下押しする要因になるかもしれない。

金相場の変動要因を詳しく見ていなかったので、「鉱山会社のヘッジ売りの解消」は知りませんでした!!




金相場はどうなんでしょうね?

私は食料や金属は投資対象としては手を出しにくいです。


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@吊られた男


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