事情が詳しく分からなかったので、ちょっと様子を見ていましたが、ようやく話が見えてきたので書きます。

買い注文殺到のネット証券 翌日夜に売買成立通知(東京新聞)
野村ホールディングス傘下のネット証券「ジョインベスト証券」(東京都港区)で、日経平均株価が急騰した十四日、事務処理が滞り、注文を出した一部顧客への約定結果を翌日の取引時間終了後に通知していたことがわかった。
同社によると、当日は朝から買い注文が殺到。処理作業が追いつかず、売買注文を受けた当日中に行うべき投資家への約定結果の通知が、十五日午後十時まで遅れた。

 十四日は、顧客が注文状況を確認する画面では売買の不成立を示す「失効」との表示が出て、十五日夜以降に通知を受けて驚いた人もいたという。

 平均株価は十六日、下げ幅一〇〇〇円超と再び暴落したことから、同社には約六百五十件の苦情や問い合わせがあったという。

 ストップ高の銘柄に買い注文を出した男性投資家は「十五日に売却するつもりで買い注文を出したのに、通知に気づいたのは十六日。結局損切りした」という。

 同社は顧客に対し「申し訳ない」と述べるとともに、再発防止のため人員配置の見直しなどを実施した。

これはいかんでしょ。
14日の取引結果が14日中どころか、15日の市場オープン中にも知らされないなんて酷すぎです。そして、一度失効と連絡しておいてから約定なんて、ほとんど詐欺まがいでは!?

しかも、14日の失効後に余力が開放されていたために、15日は普通に取引ができていたようです。それにより、現物取引にもかかわらず、15日にその資金で別の株を買ってしまった人は追証を要求されているとのこと。

加えて信用取引の場合は金利が2日分・・・

これは酷い。


昔サブマリン特許が問題になりましたが、サブマリン約定ですか・・・


これが許されるのならば、証券会社はシステム障害などを理由にして、大引けの比例配分で失効した取引をいつでも復活させて投資家に買わせることができるというのか!?
1年前の失効取引を復活させて投資家に買わせることまで可能ですね。




さらに!!!!!!


ジョインベスト証券のページを見ると・・・
10月22日時点で、この現象に対する謝罪どころかお知らせすらありません!!

10月22日のトップページ画像キャプチャ
joinvest_20081022











「いやいや、トップページは他にも重要な連絡事項があるから載せられないだけで、お知らせの一覧でも開けばあるだろう」なんて思ってお知らせ一覧を開いてみたのですが・・・

ここにも全くありません_| ̄|○

10月22日のお知らせの画像キャプチャ
joinvest_news_20081022








ガリバー野村の100%子会社ということで、報道も控えられているのかもしれませんが、これは酷い。


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@吊られた男


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