投信ニューフェース「グローバルETFオープン」(国際投信投資顧問)
分配は年金支給のない奇数月での隔月分配を目指し、ETFの配当金が主な分配原資となる。
国際投信投信投資顧問得意の分配金釣りですな。
さすがはグロソブの会社ということはあります。
投資する資産として何が適当なのか、ならびにその配分比率を決定するうえでは、BGIグループが「科学的手法」と呼ぶ投資理論に基づく独自のモデル分析を駆使。各資産の期待リターンや価格変動リスクの目安値、資産間の値動きの関係を定量的に示す相関係数などを基に、様々なシナリオを想定。
こりゃまたご大層なお題目なんですが・・・
取引コストも加味して、運用で取るリスクに対して得られるリターンが最大となるような最適な(単位リスクあたりの獲得リターンを示す運用効率の期待値が高い)組み合わせを追及した。こうした分析(リサーチ)業務には、BGIグループ全体で250名程度が関わっているという。
この2文は秀逸!!
「取引コストも加味して」と言いつつ、250名程度で分析に関わったって・・・この人たちのコストを減らすことが、リターンが最大となるような最適な組み合わせに貢献するとは思いつかなかったのでしょうか?

気になるのが運用コスト。ETFの運用コスト(表−1)にファンドの信託報酬(年率0.84%)が加わり、実質的な信託報酬は概算で年率1.20%±0.05%程度。国際投信の山内恭一・外部委託運用部長は「信託報酬は、ETFを組み合わせて意味のあるアセットアロケーションを行っていくうえでの対価とみて欲しい。
上の2文を褒めたけど、この2文も負けず劣らずスゴい。
インデックスファンドでのアセットアロケーションの対価が0.84%って・・・

そして次は一段落丸ごと引用しますが、きめ台詞です。
信託報酬の水準が高いのか安いのか妥当なのか、その判断材料の一つとしてこんな参考データもある。「今回組み入れるETF25本を最低投資金額で揃えるには280万円弱の資金が必要(08年7月末時点)となり、購入にかかる手数料は為替手数料などを含め4%強に達する」(国際投信の村田淳生・商品企画部長)。また、BGI社の福原氏は「ETF先進国の米国では、多くの個人投資家がETFのアセットアロケーションに関する相談をFA(Financial Advisor)と呼ぶ資産運用の専門家に持ちかける。
この場合、資産額に対し1%以上の実費がかかるのが通例となっている」点を紹介する。
いや。その理屈だと・・・
TOPIX連動インデックスファンドの構成銘柄を最低投資金額で揃えるのも数百万の資金が必要だし、購入にかかる手数料も結構バカにならないぞ。

また個人投資家全員がFAに相談するわけではないし、何と言っても「あんたら、FAみたいに資産運用の相談に乗ってないだろ!!」という話ですよ。
資産運用相談に乗らない人が、相談に乗る人の手数料持ち出して自分のコストを正当化するって何ですか!?
頭がおかしくなったのかとも思うのですが・・・きっと正気なんですよね。


上の話を聞くと、むしろ

「アメリカでは1対1で、その個人の資産状況にあわせてFAと呼ばれる人がETFのアセットアロケーションについて相談に乗ってくれます。その対価が1%強です。一方、国際投信投資顧問では、相談になど乗ってくれません。
せいぜい一斉に集めてセミナーというものでおしまい。しかもアセットアロケーションは個人状況に関わらず1つだけ。それで1%弱の手数料です。」

なんてマイナスイメージなんですが・・・



せっかく信託報酬が安いETFを投資対象にしているのにこれが普通のインデックスファンドを組み合わせただけのセゾン・バンガード・グローバル・バランスに勝っているようには思えません。

40%組み込まれている物価連動債を選ぶのに、ETFの低信託報酬分が消し飛んでしまうくらいのコストがかかっているのでしょうか?


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