本エントリーは、長期インデックス分散投資ブロガー日本代表(?)である、水瀬さんのブログのエントリーに刺激されてのものです。

そのエントリーはこちら年金運用でもアクティブ運用はインデックス運用に負けている

詳細は水瀬さんのエントリーをお読みいただきたいのですが、要約すると、山崎元氏の「日本の年金運用においてもアクティブ運用がインデックス運用にパフォーマンスが劣っている」という意見を受けて、特に外国株部門の運用会社12社のパフォーマンスを取り上げられています。

ここで私は「アクティブファンドがインデックスファンドを上回るのは難しい」と思うと同時に「アクティブファンドの使い方がなってない」とも思いました。外国株という同一アセットで複数のアクティブファンドに分散するのは損するための王道路線でしょう。


○アクティブ+インデックスの集合体=インデックス

です。そうするとアクティブ運用には多種多様な運用方法があれど、アクティブ運用を多数集めてしまうと、それはインデックスに落ち着いきます。
そして、コストが掛かっている分だけ「アクティブ運用の集合体としてのインデックス」は「インデックス運用」よりパフォーマンスは劣ります。

アクティブ運用は、そのファンドのファンドマネージャが何らかの意図を持って、インデックスとは異なる偏った運用をしているわけです。

例えば・・・
 ・割安株に集中投資
 ・安定株に集中投資
 ・成長株に集中投資
 ・大型株に集中投資
 ・小型株に集中投資
 ・アメリカの比重を増やす
 ・アメリカの比重を減らす
なんて感じです。この偏りによってベンチマークを上回る成果を目指すわけです。私は、コストがかかっても超過利益を目指すことは有りだと思っています。

しかし、アクティブファンドを多数持つのは無しです。

上のようにアクティブファンドにはFMが意図した偏りがいろいろあると言いましたが、そんなアクティブファンドをまとめて買うと偏りを打ち消しあってしまいます。アメリカの比重が多いファンドと少ないファンドを持ちあってたら、結局普通の割合に収束します。


つまり、同じアセットで多数なアクティブ運用に分散するということは、分散して多数の個別銘柄を購入するのと同じく、アクティブ運用をインデックス運用に近づけることになります。

でもって、日本の年金運用は12もの運用会社に分散しているとのことです。これでは、アクティブファンドの手数料だけ確実にパフォーマンスを劣化させることを目指しているのと同じです。

アクティブファンドを使うのであれば、超過リターンを目指して絞るべきです。マイナス方向に下振れするリスクが怖いのであれば、それはアクティブファンドの分散でカバーするのではなく、インデックスにすべきでしょう。


絞ってこそのアクティブファンドです。

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@吊られた男


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