13年ぶり高水準、インフレ率が11.05%
前週に発表した5月31日基準日の卸売物価上昇率は8.75%だったが、6月7日基準日で11.05%と大幅に加速した。投資家は、大蔵省、インド中央銀行に
よる更なる引き締めを懸念しており、ムンバイ証券取引所ではSENSEX指数が350ポイント以上急落して推移している。
インフレ率が一気に11%台へ上昇。

モルガン見通しで続落、SENSEXは278P安
6月23日、インドのムンバイ証券取引所SENSEX指数は、終値で前週末より270ポイントを超える下落となり、10カ月ぶりの安値をつけた。米投資銀行のモルガン・スタンレーが、市場は一層下落するとの見通しを発表したことが、売り圧力に拍車をかけた形だ。
モルガンは今年4月、SENSEXの2008年12月の適正価格を14,540と評価していたがこれを9%引き下げ、今月20日の終値である14,571.29に比して大幅に安い13,224と設定、これを受けて売りが活発化したという。
モルガン・スタンレーも株価の見通しを下げる。
今年末予想で13,224・・・

インド中銀、金利と準備率を0.5%引き上げ
インフレ抑制の必要性が強まる中、インド中央銀行(RBI)は6月24日、レポレート(短期貸出金利)、および市中銀行を対象とする現金準備率(CRR)を、それぞれ0.5%引き上げると発表した。これを受けて市中銀行が貸出金利を引き上げる可能性がある。PTI通信が同日付で報じた。
インフレ率上昇で引き締め懸念が出たかと思ったら即時に金利引き上げを発表。

##ここまではインドチャネルからの引用

インド株式市場・寄り付き=2.3%安、インド中銀の金融引き締め受け (ロイター)blockquote>25日のインド株式市場は2.3%下落して始まった。2けたの水準となっているインフレの抑制に向け、インド準備銀行(中央銀行)が、大幅な金融引き締めを実施したことが背景。
SENSEX指数.BSESN(ムンバイ証券取引所に上場する30銘柄で構成)は現地時間午前9時57分(0427GMT、日本時間午後1時27分)現在、263.96ポイント(1.87%)安の1万3842.62。同指数は一時、2007年5月以来の安値となる1万3736.01をつけた。
市場は寄付きから-2.3%で反応し、2007円5月以来と1年以上前の水準になりました。


いやー、インドが躓いてますね。
目先の株価下落は仕方ないですが、インフレ退治は何としても成功させて欲しいものです。インフレ抑制がうまくいかないと長期的な見通しが怪しくなります。そういう意味でインフレ率上昇に即時対応したのはいい反応なのかな・・・とは感じていますが、如何!?

にほんブログ村 株ブログ 投資信託へにほんブログ村 為替ブログ FX初心者へ

@吊られた男


【関連コンテンツ】