インフレーション(インフレ)とは・・・「物価が上昇し、通貨価値が下落する」ことです。
日本では2007年後半からガソリンや食料品の値上げでインフレが話題です。そういえば、自動販売機の350ml缶も昔は100円とワンコインでしたが、今は120円です。
このように通常、お金は黙って持っているとインフレによってその価値が目減りします。そこで自分の資産を減らさないためには、名目の資産価値(≒資産の評価額)を増やす必要があります。
そこで、表題の質問です。
「インフレから資産を"守る"最善策は?」
1) 元本保証だ、普通預金
2) 元本保証で利率が少し高めの短期の定期預金
3) 元本保証で利率はさらに高い長期の定期預金
4) 固定金利の個人向け国債
5) 変動金利の個人向け国債
7) 外貨預金 (FXのスワップ含む)
8) 外国債券
9) 株式投資
10) 投資信託
11) 不動産投資
12) 小麦等のコモディティ投資
13) 実物で持つ
【答え】
1) 普通預金 (特に利率の高いネット銀行)
2) 短期の定期預金 (特に利率の高いネット銀行)
5) 変動金利の個人向け国債
意外に思いますか?
「雀の涙のような銀行の金利ではインフレから資産を守れない。インフレから資産を守るための株式投資」という意見を聞かれると思います。しかし、いろいろ調べるとこの意見は正しくなく、普通預金、短期の定期預金、変動金利国債、この3つはインフレから資産を守るには最適な商品に思えます。
理由は・・・「金利とインフレ率の連動」です。
今の日本では国債も預金も低金利ですが、この低金利で実質資産価値が目減りしたのでしょうか?していませんね。これは日本がデフレだったからです。
では、日本がインフレに転じたらどうなるでしょう?
その場合は一般的に金利も上昇します。世界各国のインフレ率と金利の関係を見てもらえば分かりますが、一般的にインフレ率が高いと金利も高くなり、インフレ率が低いと金利も低くなります。
つまり、金利分だけ資産が増えていれば、インフレで名目価値が目減りした分はカバーできるのです。
これに対して、株式投資などはリスクがある投資で、名目での資産価値を減らす可能性があります。外貨預金も為替レートで損失となる可能性があります。
つまり、インフレから資産を"守る"には不適格です。
株式などのリスク資産への投資は、実質資産価値を守るのではなく、実質資産価値を"増やす"という攻めの手段です。
守りの姿勢では、変化する金利を如何に享受するかが課題です。
[普通預金]毎月のように見直しあり
[短期の定期預金]満期が短く、すぐに新しい金利で預けかえられる
[利率変動国債]6カ月おきにその時の国債金利にあわせて変動する
そのため、上記の3つがインフレからの資産防衛には最適な商品だという結論になります。
日本では2007年後半からガソリンや食料品の値上げでインフレが話題です。そういえば、自動販売機の350ml缶も昔は100円とワンコインでしたが、今は120円です。
このように通常、お金は黙って持っているとインフレによってその価値が目減りします。そこで自分の資産を減らさないためには、名目の資産価値(≒資産の評価額)を増やす必要があります。
そこで、表題の質問です。
「インフレから資産を"守る"最善策は?」
1) 元本保証だ、普通預金
2) 元本保証で利率が少し高めの短期の定期預金
3) 元本保証で利率はさらに高い長期の定期預金
4) 固定金利の個人向け国債
5) 変動金利の個人向け国債
7) 外貨預金 (FXのスワップ含む)
8) 外国債券
9) 株式投資
10) 投資信託
11) 不動産投資
12) 小麦等のコモディティ投資
13) 実物で持つ
【答え】
1) 普通預金 (特に利率の高いネット銀行)
2) 短期の定期預金 (特に利率の高いネット銀行)
5) 変動金利の個人向け国債
意外に思いますか?
「雀の涙のような銀行の金利ではインフレから資産を守れない。インフレから資産を守るための株式投資」という意見を聞かれると思います。しかし、いろいろ調べるとこの意見は正しくなく、普通預金、短期の定期預金、変動金利国債、この3つはインフレから資産を守るには最適な商品に思えます。
理由は・・・「金利とインフレ率の連動」です。
今の日本では国債も預金も低金利ですが、この低金利で実質資産価値が目減りしたのでしょうか?していませんね。これは日本がデフレだったからです。
では、日本がインフレに転じたらどうなるでしょう?
その場合は一般的に金利も上昇します。世界各国のインフレ率と金利の関係を見てもらえば分かりますが、一般的にインフレ率が高いと金利も高くなり、インフレ率が低いと金利も低くなります。
つまり、金利分だけ資産が増えていれば、インフレで名目価値が目減りした分はカバーできるのです。
これに対して、株式投資などはリスクがある投資で、名目での資産価値を減らす可能性があります。外貨預金も為替レートで損失となる可能性があります。
つまり、インフレから資産を"守る"には不適格です。
株式などのリスク資産への投資は、実質資産価値を守るのではなく、実質資産価値を"増やす"という攻めの手段です。
守りの姿勢では、変化する金利を如何に享受するかが課題です。
[普通預金]毎月のように見直しあり
[短期の定期預金]満期が短く、すぐに新しい金利で預けかえられる
[利率変動国債]6カ月おきにその時の国債金利にあわせて変動する
そのため、上記の3つがインフレからの資産防衛には最適な商品だという結論になります。
【関連コンテンツ】
ブレイクニーさんとこでコメントがあったので来てみました。
インフレ対策についてはなかなか書いている人が少ないですよね。
インフレになると金利が上がる。ということは国債は下がると聞いていましたが・・・
それでも金利よりはいいということですか?
短期で金利変動にしておけばインフレが続いているうちは対応できますよね。
どちらにしてもインフレが起こると資産の価値が下がってしまうので資産を増やす事を考えなければいけないということですよね^^;