2018年も始まり,年始は休みだった日本の株式市場も動き出しています。2017年までの好調をそのまま受けての好調なスタートという様相です。
それにしても世界的な株の上げ相場が長い。リーマンショックを含んだ金融危機で100年に一度と言われる下げ相場だった分を取り返して,さらに株価が上がり続けています。
ここまで長期的な上げ相場になると「どこまで上がるんだ!」という気がしてきます。アメリカの黄金の90年代のように10年にわたる上昇となるのかもしれません。
(ダウ30のチャート)
ここ5年間くらいで株式投資を始めた人はほぼ勝ちっぱなしではないでしょうか?
5年ともなればそれなりに相場に続けたわけで,仮に最初は株式相場のことなどよくわかっていなかったとしても,さすがにある程度慣れてきているはずです。
しかし,ここで調子に乗ってしまうと危険です。儲かることに慣れてくると,ダウンサイドのリスクに対する警戒が薄れていませんか?
そろそろ下落相場がやってきてもいいころかもしれません。
「勝って兜の緒を締めよ」という言葉があります。圧倒的な勝利を収めるとつい油断してしまいがちですが,そんな時こそ気持ちを引き締めることが必要です。
サブプライムショック・リーマンショック前の2007年頃にも威勢のいい投資ブログがたくさんありました。
当時はBRICsという言葉がはやったように新興国,とりわけ中国が人気で,中国株に投資する投資信託で毎年30%ずつ利益を上げると…みたいな皮算用をしているブログもありました。(直通車で株価が上がるなどいろいろな理由)
その後の暴落相場でこのようなブログの多くが消えていきました。
厳しい相場環境が来るかもしれないということを念頭に置いておくことが重要です。
その上で自分がどれだけの損失までは覚悟できるかという基本に立ち返って投資額やアセットアロケーション・ポートフォリオを見返してみるいいタイミングです。
(個人的には,調子に乗った投資家を振るい落とすような複数年にまたがった下落相場がそろそろ来てほしいところ)
5年ともなればそれなりに相場に続けたわけで,仮に最初は株式相場のことなどよくわかっていなかったとしても,さすがにある程度慣れてきているはずです。
しかし,ここで調子に乗ってしまうと危険です。儲かることに慣れてくると,ダウンサイドのリスクに対する警戒が薄れていませんか?
そろそろ下落相場がやってきてもいいころかもしれません。
「勝って兜の緒を締めよ」という言葉があります。圧倒的な勝利を収めるとつい油断してしまいがちですが,そんな時こそ気持ちを引き締めることが必要です。
サブプライムショック・リーマンショック前の2007年頃にも威勢のいい投資ブログがたくさんありました。
当時はBRICsという言葉がはやったように新興国,とりわけ中国が人気で,中国株に投資する投資信託で毎年30%ずつ利益を上げると…みたいな皮算用をしているブログもありました。(直通車で株価が上がるなどいろいろな理由)
その後の暴落相場でこのようなブログの多くが消えていきました。
次なる暴落相場で同じようにならないためには
2013年から2017年までの相場は,右肩上がりの相場であり,よっぽどの下手くそでもない限り誰でも儲けられるような相場でした。そんなイージーモードで儲けた自分を過信して油断していては下落相場でとても耐えられるとは思えません。厳しい相場環境が来るかもしれないということを念頭に置いておくことが重要です。
その上で自分がどれだけの損失までは覚悟できるかという基本に立ち返って投資額やアセットアロケーション・ポートフォリオを見返してみるいいタイミングです。
(個人的には,調子に乗った投資家を振るい落とすような複数年にまたがった下落相場がそろそろ来てほしいところ)
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