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株価の動向を知る指標として、株式指数(インデックス)があります。
代表的なものは以下のようなものです。
    • 日本株: 日経平均/TOPIX
    • アメリカ株: ダウ30種工業平均/S&P500

これらのインデックスにはいくつかタイプがありますが、主に以下のタイプなので、時価総額型インデックスが手薄になっています。
    • 浮動株調整時価総額加重型: TOPIX, S&P500, その他MSCIの各種インデックス、等
    • ダウ式平均株価: 日経平均(日経225)、ダウ30種工業平均
以前に、【時価総額と浮動株調整後時価総額】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)1本で世界分散投資OK?で書いたように浮動株調整時価総額は時価総額とは違う指数になります。
時価総額が大きくても浮動株が少ない銘柄のウェイトは少なくなってしまうので、単純に「時価総額がどれくらい膨らんでいるのか?」「どの国の市場の時価総額が大きいのかな?」といったものを見ることができません。

「時価総額ランキングや各市場の時価総額を見て比較しろ」と言われるのかもしれませんが、せっかく各種インデックスがあるなら、単純な時価総額を観るために時価総額連動の指数があってもいいんじゃないかとも思う次第です。

※親子上場等でダブルカウントされてたり、流動性の問題などで連動指数として使いにくい等の問題はありますが、それはこの指数に求めないということで…


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