幸運 Good-Luck

昨日(2016年1月22日)は日経平均が+941.27円で16958.53円と大幅に上昇しましたが、それでもこの1月は急落と呼んでい程度には下がっています。

そのような相場ですから、資産を形成として投資を始めて間もないところで損失が出ている人もいるでしょう。そして、その損を目の前にして「まずい、どうしよう」とオロオロしている人もいるのではないでしょうか。


投資開始から間もない時期の損失は幸運

資産形成としての投資を行う前に、自分がどれほどの損失に耐えれるかというリスク許容度を考えて投資したにも関わらず、いざ現実の損失が出てくると焦っている人もいるのではないでしょうか。

おめでとうございます。
資産形成の投資を始めてから間もないうちに損を目の前にしてオロオロしている方は幸運です。

「やってみたら違った」
机上の計算では大丈夫だったはずでも、現実にそのシーンを迎えてみると想定通りにいかないということは投資に限らずよくあることです。
むしろ早い内に、想定と現実のギャップがあることに気がついてよかった。

想定と現実のギャップに長い間気が付かずに、資産が積み上がってから暴落でやられることは非常に恐ろしい。

投資開始早々にサブプライムショックやリーマンショック

私が本格的に資産形成としての投資を始めたのは2007年(投資自体は2002年から)です。
この後にはサブプライムショックやリーマンショックと呼ばれる現象もあり、早々に損失を経験しました。
これは非常に良い経験でした。

私の場合は、特に損失が出て困るようなことはなかったのですが、現実として損失を経験して自分のリスク許容度を確かめられたのは良い経験でした。

資産形成の道は長い。投資方針の再考の良いきっかけ

長期にわたる資産形成を始めたばかり、というのであればまだまだこれからです。
例え今は発生してしまった損失を目の前にしてオロオロしていたとしてもいいのです。
現実の経験を元に自分のリスク許容度を確認できたと思って、アセットアロケーションや投資額などを再考すればいいでしょう。



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