私がよくウォッチしていたいつかはゆかしのアブラハム・プライベートバンク及びその関連会社(アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社等)に動きがありました。
以下のように社名を変更したようです。
- アブラハムグループ → あゆみトラストグループ
- アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社 → あゆみトラスト・ホールディングス株式会社
- アブラハム・プライベートバンク株式会社 → ヘッジファンドダイレクト株式会社
- アブラハム・ウェルスメディア株式会社 → ゆかしウェルスメディア株式会社
- アブラハム・ウェルスマネジメント株式会社 → 変更無し
※グループ商号並びにグループ各社の一部商号変更について (あゆみトラスト・ホールディングス株式会社)
これに伴い、サイトのURLも次のように変わっています。
- あゆみトラスト・ホールディングス株式会社: http://ayumitrust-holdings.co.jp/
- ヘッジファンドダイレクト株式会社: https://hedgefund-direct.co.jp/
この社名変更によって特別にサービスが変わったということはありませんが、興味深かった点が2つほど。
■ヘッジファンドダイレクト株式会社(旧アブラハム・プライベートバンク)のFor overseas fund management company (English Page)の英語が味わい深い
ページ全体が英語で書かれているのですが、Non Native English SpeakerでJapanglishを操る私には非常に理解しやすい英語になっており、ネイティブのチェックは入っていなさそうです。日本人に対して「英語もやっているんだぜ」というアピールをするならこれで十分かも知れませんが、万が一本気で"overseas fund management company"を意識しているならネイティブのチェックを入れたほうが良さそうな気がします。
■ヘッジファンドダイレクト株式会社になってもAbraham Private Bankであり、略称はABP
新しいヘッジファンドダイレクト株式会社に社名は変更されていますが、この英語ページではAbraham Private Bankという表記になっており、英語名は変更していないように読めます。また、これは以前からそうだったのかわかりませんが、「Abraham Private Bank」の略称はABPということも初めて知りました。「Abraham Private Bank」だからAPBじゃないのか……と思いましたが、ABPのようです。登録の関係等の事情があるのでしょうか。
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彼らがアブラハムプライベートバンクの略称としてABPを使っているのは、小生にとっても確かに不可思議でした。
なお、ホールディングスの方はAGHという略称をつかっているようです。
http://todai-ob.net/index.php?mode=nologin&act=terms
そこで暇つぶしついでに過去のネットのログを見てみたところ、その理由らしきものが見つかったので、私見をご紹介させていただきます。
(1)
https://web.archive.org/web/20080726172858/http://abraham-bank.com/?
アブラハムプライベートバンクが前身法人から名称変更した2008年頃のサイトを見てみると、当初から彼らはABPという略称を使っています。
(2)
https://web.archive.org/web/20050316004347/http://ma-investment.com/archives/2005/02/post_31.html
そこで、ABPの前身であるアブラハムインベストメントインク株式会社(MA投資)時代のサイトを見てみます。
上記URLは、彼らが求人を開始した時のブログ記事です。ここで彼らはABIという名称を使っています。
単純に頭文字を取るだけならAIIやAIでも良さそうですが、語感がイマイチだったのでしょうか。
アブラハムの頭文字2つであるabを取ってABIという略称にしたようです。
以上のことから、ABI時代の命名規則をプライベートバンク社に名称変更した後も引き継いだために、略称がABPとなったものと推測されます。
上記の発見は、論文にまとめて学会にて発表させて頂く予定であります。