
11月1日から投票が始まった「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」に投票しました。 (参考)
今年は後半になってインデックスファンドの世界では急激な動きがありました。信託報酬の低いファンドの登場/既存のファンドの信託報酬の引き下げです。

- 超低信託報酬の「三井住友・日本債券インデックス・ファンド」が確定拠出年金専用から一般向けへ
- 【ビッグニュース】さらに確定拠出年金専用投信が一般化 - 国内/海外債券、全海外/新興国株式
- 国内債券0.15%、外国債券0.20%、外国株式0.24%の時代へ - ニッセイAMが信託報酬引き下げ
- ネーミングセンスに疑問ありだが、DIAMも低信託報酬インデックスファンド戦線に参戦
三井住友アセットマネジメントが仕掛け、トップランナーだったニッセイアセットマネジメントがその仕掛けに応えました。そこへDIAMが殴りこみといった構図です。
さて、そんなことがあった2015年ですが、投票したファンド及び理由は以下の通り。
1. 三井住友・日本債券インデックスファンド - 1point

まずは、先の競争の仕掛け人とも言えるこのファンドに投票しました。このニュースをきっかけに一気にニッセイアセットマネジメントとDIAMアセットマネジメントが動き出しました。
私は購入していませんが、ここは1票投じざるを得ません。
2. <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド - 2points

同アセットで最も信託報酬が安いファンドだったものの、三井住友アセットマネジメントの仕掛けによって一気に置いて行かれました。しかし、すかさず信託報酬を引き下げてきました。
この機動的な動きを評価して、ここでは2pointsを投じました。
3. 野村インデックスファンド・新興国株式 (Funds-i 新興国株式) - 1point

このファンドはこの1年で特に何かがあったわけではありません。しかし、信託報酬外のコストが膨らんで実質コストが高くなりがちな新興国株式というアセットの中で、信託報酬外のコストを非常に低く抑えている優秀なファンドです。また、信託報酬の競争が進んでいますが、新興国株式ではあらたなる強敵が出てきていませんので、1point。
4. ひふみプラス - 1point

最後はアクティブファンドからひふみプラスです。
このファンドはレオス・キャピタルワークスの藤野氏が顔となっていますが、藤野氏は『日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。
これで実績が伴わなければただのホラ吹き野郎になってしまいますが、ひふみプラス及びひふみ投信はしっかりとした実績を出しています。その有言実行なパフォーマンスに敬意を払って1pointを投じたい。
なお、ひふみプラスにした理由はわざわざレオスの口座を開かなくてもSBI証券のような大手で購入できることです。
結果発表

発表は2016年1月15日。どんなランキングになるでしょうか。
※上記画像は発表会場ではありません
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