前提条件は必要になりますが、インデックス運用は合理的な運用法であると言えます。
インデックス運用のロジックは、「いくら頑張って決算情報、ニュース、チャートなどを見て銘柄やタイミングを図って運用しても、マーケットポートフォリオと比較して合理的に運用成績が向上するわけではない。擬似的にマーケットポートフォリオに近いインデックスファンドを使って広くバイ&ホールドしておく運用方法はマーケットポートフォリオに近い成績を残せる。実際に総体的に見るとアクティブ運用はコストをかける分だけインデックス運用に負けている」という話であります。
これはインデックス運用の良さを説いている説明ですが、ちゃんと読むとアクティブ運用は悪くないことも同時に示しています。
アクティブ運用がインデックス運用に負けているのは、その手法が悪いのではなくコストで原因であるというのが一般的な根拠です。つまり、アクティブに運用しようとコストが低ければインデックス運用に十分勝てるし、インデックス運用でもコストが高ければアクティブより合理的に悪いということになります。
つまり、アクティブ運用を比較対象としてインデックス運用を推奨するロジックは、「コストが安い方が成績が良くなりがち、コストが高い方が成績が悪くなりがち」という話であり、アクティブ運用そのものがダメとは一切言っていません。
バリュー投資がインデックス運用より劣るわけではないのです。セクターローテーションがインデックス運用より劣るわけではないのです。
インデックス運用派の主張するロジックによれば、アクティブ運用自体がダメだという話ではないので、アクティブ運用派は安心して(?)アクティブ運用しましょう。
※インデックス運用のメリットとして分散という話もありますが、そこはインデックスファンドでもダウ30などのように小数銘柄に投資するものもあるので、今回はこの話は除外しました
つまり、アクティブ運用を比較対象としてインデックス運用を推奨するロジックは、「コストが安い方が成績が良くなりがち、コストが高い方が成績が悪くなりがち」という話であり、アクティブ運用そのものがダメとは一切言っていません。
バリュー投資がインデックス運用より劣るわけではないのです。セクターローテーションがインデックス運用より劣るわけではないのです。
インデックス運用派の主張するロジックによれば、アクティブ運用自体がダメだという話ではないので、アクティブ運用派は安心して(?)アクティブ運用しましょう。
※インデックス運用のメリットとして分散という話もありますが、そこはインデックスファンドでもダウ30などのように小数銘柄に投資するものもあるので、今回はこの話は除外しました
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