ふるさと納税
総務省のふるさと納税ポータルより

今年はいろいろとふるさと納税を活用しました。

総務省のふるさと納税ポータルによると、ふるさと納税には以下のような意義があるようです。
  • 第一に、納税者が寄附先を選択する制度であり、選択するからこそ、その使われ方を考えるきっかけとなる制度であること。
    それは、税に対する意識が高まり、納税の大切さを自分ごととしてとらえる貴重な機会になります。
  • 第二に、生まれ故郷はもちろん、お世話になった地域に、これから応援したい地域へも力になれる制度であること。
    それは、人を育て、自然を守る、地方の環境を育む支援になります。
  • 第三に、自治体が国民に取組をアピールすることでふるさと納税を呼びかけ、自治体間の競争が進むこと。
    それは、選んでもらうに相応しい、地域のあり方をあらためて考えるきっかけへとつながります。

しかし、私はこのような理念は全く気にもとめずに、単純にふるさと納税の上限額までは2000円の負担で各地方自治体からモノが貰える制度として利用しました。
私のような考えで利用している人は多いと思われ、理念とは大きな乖離が生じているように思います。

  • 第一に、税に対する意識は高まるでしょが、納税の大切さではなく節税の大切さを自分ごととしてとらえる機会になっているのではないでしょうか。
  • 第二に、商品目当てで縁もゆかりもない自治体へのふるさと納税が横行しています。
  • 第三に、自治体が国民にアピールしているのはふるさと納税でもらったお金の使い道ではなく、商品の豪華さです。その競争がいいことなのか。

そのように市民の立場からは筋の良い制度とは思わないのですが、在る制度は利用するということで利用しています。
今年分でここまで利用したのは、Windowsタブレット、米、ステーキ肉、ステーキ肉、肉詰め合わせ、肉詰め合わせ、肉加工品詰め合わせ、ビール、ビール、ビールといったところです。これで打ち止め。

ニクトビールダラケジャナイカ……


妻はまだこの制度を利用していないので、あと2か月少しのうちに妻の分も利用しておきたい。


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