
※stock crash / theredproject
ここ最近の相場の乱高下で少し暴落ネタがもりあがっていたような気がします。この件には別途触れるとして、今日はインデックス投資と暴落をテーマに少しだけ書いてみます。
相場が下がると「インデックス投資はダメだ」という声はよく聞かれます。
確かにインデックス投資では投資用資金を原則リスクにさらし続けていることになるので、相場全体が下がるようなケースでは見事にそのダメージを受けます。
ですが、暴落を含めてのインデックス投資です。
暴落をうまく避けて高いリターンを叩きだそうとする投資法ではありません。相場は上がることも下がることもありますが、広くポジションを取ることで、マーケットリスクを取りつつ個別のリスクを低減させようとします。そして、市場の期待リターン程度を得ようとするインデックス投資です。
以前に1900年からの超長期データで見る、国際分散投資でどれほどやられうるのか?と書き、この中で1900年-2013年の国際分散投資のグラフを紹介しました。以下に再掲します。
※1900年からの超長期データで見る、国際分散投資でどれほどやられうるのか?のグラフ再掲
過去のリターンが将来を保証するわけではありません。しかし、このグラフは
- スペインかぜのパンデミック(世界人口20億人程度のうち5000万人〜1億人が死亡)
- 大恐慌
- 第二次世界大戦
先進国の数カ国の債券価値が何十分の一にまで落ち込むような危機があっても、この年率換算数%の期待リターンなのです。
インデックス投資家は「インデックス投資の期待リターンは暴落直撃も想定の内に含めたもの」ということはしっかりと心に刻んでおきたい。
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