「必要な老後資金を確保したい」を投資の目的(の一つ)に掲げている人も多いと思います。
その中で、「How much is 必要な老後資金?」は大事な問題です。「必要な老後資金」と言ってもその具体的な金額が見えないと話になりません。
必要な老後資金でGoogle先生に聞いてみると、よく見るのは3000万円という金額でしょうか。また1億円前後の数字もよく見ます。各種アドバイスなどでもこの辺の数字がよく出ます。
では、この数字を使えばいいのでしょうか?
そうではありません。
これらの数字は平均的な生活をした場合のように一般的な傾向を示したものにすぎません。個別事象を見るのに母集団の傾向を即に当てはめてしまうのは結構危険です。
必要な老後資金は人次第です。
下を見れば際限はありません。
老後があるということを最低条件とすれば、生命を維持するための最低限の栄養さえ確保できればいいということになり、衣食住のうち「衣」と「住」は必要ではありません。当然にテレビやゲームや本といった娯楽も不要になります。
しかし、そんな老後でいいという人はほとんどいないでしょう。生存のためには必要ではないが、「自分の人生を自分の人生として豊かにするために強く欲しいモノ」がその人の「必要なモノ」です。
家一つとっても、雨風をしのげる家ならいいという人がいるかもしれません。そうではなく、大人数の共同生活部屋ではなく個人や家族だけで鍵がかかるような家がいいという人もいるでしょう。また、もっと大きな家がいい…都心がいい…農村がいい…海の近くがいい…庭付きがいい…といったように、人によっていろいろな要望があると思います。
他のこともそうです。
たった一度きりの人生なのだから死ぬまでにやりたい何かを持っている人もいるでしょう。図書館で本を読んであとは寝て暮らすだけでいいという人もいるでしょう(悠々自適な生活でよく描かれるようなイメージ?)。一方、読書なんてしないいう人もいるでしょう。
人生において大事なことは人によって違います。
世間一般で語られている数字などは、自分の必要な老後資金を見積もったり調整する際に参考にできる数字ではありますが、あくまで参考です。
必要な老後資金は人生によって違います。「私の老後に必要な資金が5億円」ならそうなのです。外野からは「5億円なんていらないよ」と言う声が多く聞こえそうですが、それは人によって違うのです。
「必要な老後資金=自分が必要だと思う老後資金」は自分で見積もりましょう。
これらの数字は平均的な生活をした場合のように一般的な傾向を示したものにすぎません。個別事象を見るのに母集団の傾向を即に当てはめてしまうのは結構危険です。
必要な老後資金は人次第です。
下を見れば際限はありません。
老後があるということを最低条件とすれば、生命を維持するための最低限の栄養さえ確保できればいいということになり、衣食住のうち「衣」と「住」は必要ではありません。当然にテレビやゲームや本といった娯楽も不要になります。
しかし、そんな老後でいいという人はほとんどいないでしょう。生存のためには必要ではないが、「自分の人生を自分の人生として豊かにするために強く欲しいモノ」がその人の「必要なモノ」です。
家一つとっても、雨風をしのげる家ならいいという人がいるかもしれません。そうではなく、大人数の共同生活部屋ではなく個人や家族だけで鍵がかかるような家がいいという人もいるでしょう。また、もっと大きな家がいい…都心がいい…農村がいい…海の近くがいい…庭付きがいい…といったように、人によっていろいろな要望があると思います。
他のこともそうです。
たった一度きりの人生なのだから死ぬまでにやりたい何かを持っている人もいるでしょう。図書館で本を読んであとは寝て暮らすだけでいいという人もいるでしょう(悠々自適な生活でよく描かれるようなイメージ?)。一方、読書なんてしないいう人もいるでしょう。
人生において大事なことは人によって違います。
世間一般で語られている数字などは、自分の必要な老後資金を見積もったり調整する際に参考にできる数字ではありますが、あくまで参考です。
必要な老後資金は人生によって違います。「私の老後に必要な資金が5億円」ならそうなのです。外野からは「5億円なんていらないよ」と言う声が多く聞こえそうですが、それは人によって違うのです。
「必要な老後資金=自分が必要だと思う老後資金」は自分で見積もりましょう。
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今の生活水準に年2回の海外旅行を加えると毎月30万で20万を年金で補うとして年間120万×25年でざっくり3000万ぐらいは必要かと思っています。
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