先日、2015年1月9日に「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2014」の結果が発表されました。
ブロガーの投票イベントだけあって、すでに多くのブログで結果について書かれていますが、私の記事でも簡単に触れておきます。
トップ10は以下のとおり。
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
- バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)
- セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド
- 結い2101
- eMAXISバランス (8資産均等型)
- ひふみ投信
- 世界経済インデックスファンド
- SMTグローバル株式インデックス・オープン
- ニッセイ日経225インデクスファンド
- eMAXIS新興国株式インデックス
3連覇がかかっていたバンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)は2位となり、3連覇ならず。
所感その1: 投票者が115名と大幅に増加
前年は投票したブログが85ブログでしたが、今回は115と大幅に増えて、初の3桁に乗りました。この賞がより価値を高めるためにも参加しているブログの数は重要と考えていますので、非常に嬉しい事です。
所感その2: <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの1位は予想外
この賞に投票する人はインデックスファンドを支持する人が多いので、低信託報酬のインデックスファンドが現れると票が集まりがちなのですが、今回の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドが1位になるほどに票を集めたのは意外でした。後講釈をするならば、最近は低コストインデックスファンドシリーズの登場がやや停滞気味でしたので、ニッセイアセットマネジメントの<購入・換金手数料なし>シリーズへの期待として、代表的なこのファンドに票が集まったのかもしれません。
所感その3: バランスファンドが健闘
今回は、3位/5位/7位にバランスファンドがランクインしています。これらのファンドは前年順位は8位/15位/12位となっており、大幅にランクアップしています。なぜランクアップしたのかはわかりませんが、今回から投票したブログから多大な支持を集めたのではないかという仮説を持っています。
所感その4: 依然としてアクティブファンドは少ない
結い2101、ひふみ投信と2本がランクインしていますが、依然としてアクティブファンドが少ない。ランクインした2本も独立系/チョクハン系などと言われて一部の投資家に人気のファンドであり、いわゆる王道の大手運用会社のアクティブファンドがありません。
私の見方だとJPMザ・ジャパンなどは面白いファンドです。また、他にも売れ行きを考えるともう少しアクティブファンドがあってもいいのではないかと思っています。来年こそはもう少しアクティブファンドも入ってくると面白そうです。
【参考】
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