以前から話のあった子ども版NISAについて、平成27年度税制改正大綱が固まり、その中にも記載されてきました。
子ども版NISAについて、今までもウォッチしてきましたが、いい加減なことを言っているサイトやブログなどはあったのですが、私が知りたいようなことがしっかりと説明されているようなところはありませんでした。(特に移管やクローズに仕組み)
そこで、今回は平成27年度税制改正大綱の記載をもとに子ども版NISA制度の仕組みを以下のようにまとめてみました。
子ども版NISAについて、今までもウォッチしてきましたが、いい加減なことを言っているサイトやブログなどはあったのですが、私が知りたいようなことがしっかりと説明されているようなところはありませんでした。(特に移管やクローズに仕組み)
そこで、今回は平成27年度税制改正大綱の記載をもとに子ども版NISA制度の仕組みを以下のようにまとめてみました。
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●非課税管理勘定
その年の1月1日時点で20歳未満の未成年者がいる場合、2016年〜2023年の8年間にわたって子ども版NISAの口座(非課税管理勘定)を開設できます。
年度毎の口座(勘定)の運用年数は5年で年度毎の投資上限額は80万円です。
●継続管理勘定
子ども版NISAは未成年という条件があるので、制度の利用期間について各人の年齢が問題になってきます。
NISAでも最後に口座を開設できるのが2023年であり、その口座の運用は2027年で終了します。しかし、子ども版NISAの場合は、原則18歳になるまで(その年の3月31日において18歳である年の前年12月31日まで)は払い出せません。
そうすると、2027年になっても18歳までほど遠い場合には、非課税制度が終わってしまったのに払い出しもできないということになり、子ども版NISAの意義が薄れてしまいます。
それをカバーするのが継続管理勘定です。これはロールオーバーを受けるだけのNISA口座という位置づけです。年間80万円を上限にの非課税管理勘定から移管でき、20歳になる年の前年まで運用できます。
継続管理勘定の運用期間は年齢次第になるので、1年の場合もあれば、10年の場合もあります。
●課税未成年口座
NISAでは、NISA口座で売却してできたお金などは特定口座などNISA口座外の通常の課税口座入れて運用可能です。子ども版NISAも同様に課税口座に入れて運用できます。
※参考: 続報:日本版ISA案の詳細 (及び損益通算範囲拡大案)
その年の1月1日時点で20歳未満の未成年者がいる場合、2016年〜2023年の8年間にわたって子ども版NISAの口座(非課税管理勘定)を開設できます。
年度毎の口座(勘定)の運用年数は5年で年度毎の投資上限額は80万円です。
●継続管理勘定
子ども版NISAは未成年という条件があるので、制度の利用期間について各人の年齢が問題になってきます。
NISAでも最後に口座を開設できるのが2023年であり、その口座の運用は2027年で終了します。しかし、子ども版NISAの場合は、原則18歳になるまで(その年の3月31日において18歳である年の前年12月31日まで)は払い出せません。
そうすると、2027年になっても18歳までほど遠い場合には、非課税制度が終わってしまったのに払い出しもできないということになり、子ども版NISAの意義が薄れてしまいます。
それをカバーするのが継続管理勘定です。これはロールオーバーを受けるだけのNISA口座という位置づけです。年間80万円を上限にの非課税管理勘定から移管でき、20歳になる年の前年まで運用できます。
継続管理勘定の運用期間は年齢次第になるので、1年の場合もあれば、10年の場合もあります。
●課税未成年口座
NISAでは、NISA口座で売却してできたお金などは特定口座などNISA口座外の通常の課税口座入れて運用可能です。子ども版NISAも同様に課税口座に入れて運用できます。
※参考: 続報:日本版ISA案の詳細 (及び損益通算範囲拡大案)
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